2010年02月28日

ブラック・スワン。

昨年発行のビジネス書ですが、結構売れたみたいで。


ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

  • 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: ハードカバー




まだ(上」)だけしか読んでいませんので、全体を通しての感想を述べるまでには至っていないんですが、

全体的には、投資の原則や行動経済学などの話をいろいろ混ぜこんだ内容。

例えば、

「黒い白鳥がいる可能性があると示す証拠はない」

「黒い白鳥がいないと示す証拠がある」

冷静に考えると、この2つは全く異なる内容を示しているんですが、どうも人間はこうした類の事柄を混同してしまうらしい、とそんなようなことが書かれています。


また、

ここに公正なコインがある。表と裏の出る確率も同じ。さて、99回投げたら全部表だった。次に投げたら裏の出る確率は?

この質問に、ある人は、

A:「くだらない。もちろん50%、半分だ。」

一方で、ある人は、

B:「もちろん1%もないよ。こんなの細工をしているに決まっている!」

確かに冷静に考えてみると、99回投げて一回も裏が出ないコインは、何か細工がしてあるか、少なくとも公平であるというのは間違っている可能性が高い。

本によると、Aはとても几帳面で真面目な人、Bは常に枠の外から物事を考える人らしい。


真実とは、過去の経験の延長線上にあるわけではない。

物事の不確実性やリスクについて、さまざまな観点から書かれており、新たな視点で物事を見返す契機になる一冊。

実生活の中の「真実」を見極めるために、とても参考になると思います。


…ただ、いろんな出来事を穿ってみてしまう性格の悪い大人になってしまいそうなのが難点ですが。。。ともあれ、致命的な誤解で人生を台無しにするよりはよっぽどマシですかね。


posted by もっぴ at 07:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コインの話、面白いですね。
酒場のネタに使わせていただきます。

フリーライターの1000万円術の本は、すごいですね。憧れますが、現実はキビシ。東京在住のフリーとしては、経費(家賃)負担が大きく苦しいですわ。

お互い、頑張りましょう。
Posted by ぐるぐる at 2010年03月03日 12:15
この本、結構面白いネタもありますが、訳者がまどろっこしい書き方をしている部分が多くて、ちょっと読みづらいかも、です。

この手の話だと、『経済は感情で動く』なんかの方が面白いかも。


確かに東京では家賃が高そうですね。。。

僕も何度か「上京を!」と思いながら、断念している理由の一つでもあります。

経費との折り合いのつけ方は、フリーライターの経営を左右する大きな要素ですよね。

それだけに、節税指南書なんかは日々熱心に熟読しております。

勢いあまってFP資格にも挑戦してみたり。

生活費や経費切り詰めには、FPの知識はとってもお勧めですよ。

この資格で食えるかどうかははなはだ疑問ですが。。。

Posted by もっぴ at 2010年03月04日 06:26
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