採用関係の本も改めて読んでみようかと。
著者の方は、人事・採用コンサルタントを手掛ける会社の社長さん。
なので「会社の人事とはどうあるべきか?」という視点で、とりわけ新入社員の採用・育成に力点を置いて書いてあります。
もちろん、会社の人事担当者の方にとって役に立つ内容の一冊だということは言うまでもありませんが、
「こういう考え方で会社は人を採用するのか」という内情に触れられるという意味では、
むしろ、就活中の学生さんにとってメリットの大きい本じゃないかなと感じました。
どういった観点で学生を選んだらいいのか、というのが、
実際の面接の会話なども含めて掲載されています。
もちろん、この通りの学生を演じれば「内定間違いナシ!」というものではないですが、
人事担当者を取り巻く現状を知れば、それに沿って有利に活動を展開できるわけで、
知っているのと知らないのとでは大違いではないか、と。
就活学生向けのハウツー本もいいですが、こういった人事担当者向けのハウツー本を逆読みするというのも、なかなか有効な就活対策だと思います。
2010年03月15日
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