ふと横に目をやると、おそらく5歳ぐらいの女の子が立っていました。
おもむろに差し出された手には、金色の長いチェーンが。
「これ、違いますか?」
かわいらしい声で、そう尋ねてきます。
どうやら、本を見ている途中、ネックレスの落とし物に気づき、近くにいた僕のものではないかと、聞きにきたようなのです。
なんて出来た子なんだろう、と思いながら、
「違うなあ〜、店員さんに渡しておこうか?」
と話したとたん、視界の外から別の女の子の声。
「それなら、私の方で渡しておきます。」
大人びた口調とは裏腹に、おねえちゃんらしきその女の子は、どうみても小学1年生ぐらい。
あまりの丁寧な言葉遣いに意表を突かれ、
「では、すみませんが、よろしくお願いします。」
と、すっかり仕事モードの返しになって、ちょっと赤面(笑)。
うちの子ども達も、こんなしっかりした姉妹に育ってほしいものです。
・・・まあ、風呂上がりに、パンツいっちょで小躍りしているパパから、そんな姉妹が出来上がるとは到底思えませんが。。。
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