ちょっと読書のご報告も間隔が開いてきたような。。。
こちらもおそらく相当売れた名著の一つ。アメリカでもこの本に記載されている時点で250万部以上を売り上げているそうな。
内容はざっくり言うと、工場閉鎖の危機がおそってきた工場長を取り巻くお話。どうやったら作業を改善して工場を建て直せるのか――。スタッフとのやり取りを通じて、読者も「生産管理」について学習できるストーリーになっています。
ガッチガチのビジネス書ではなく、小説形式になっているので、難解な内容ながら、とても軽快に読み進められるのが魅力です。
それにしても、一見、僕とは全く関係のない内容のように見えますが、
いろんな企業さんへと取材で伺う中で、
この「生産管理」というフレーズはかなり頻出する重要ワード。
とりわけ愛知県はモノづくりが盛んだからでしょうか。
もちろん大体のイメージは掴んでいるつもりでしたが、
この本を通じて、より具体的に現場の流れを掴むことができたような。
日々の生産活動の改善に役立つエッセンスばかりではなく、
僕については、取材の点からもとても意味深い一冊になりました。
あえて、自分には関係のない分野の読書をするというのも、
新しい発想や発見を得られて面白いな〜と思います。
2010年03月30日
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