いまさら感たっぷりな気もしますが、ともあれ、時代に即した選挙運動へと一歩前進、といったところでしょうか?
これで若い人の中で「選挙への関心度」が高まればいいんでしょうが、
結局、あんまり変わらないような気もします。
それよりも、切にお願いしたいのは、
「20歳未満の子供たちの選挙権を与えてもらう」こと。
もちろん、年端もいかない子供たちに選挙権を与えるのはどうかという意見もあるかと思いますが、
現状のままだと、圧倒的多数を占める高齢者を優遇し、若者たちを冷遇する政治になってしまうのは必然だと思います。
だって、高齢者を優遇した方が、数の上でも、投票率の上でも、当選により近づくわけですから。
これが、親が子供の分まで代理投票できたり、子供自身が政党を選択できるようになれば、政治もぐっと子育て世代寄りにシフトすると思います。
もちろん高齢者をいたわることも大切ですが、それ以上に、将来の日本を担う若い世代をしっかりと守り、育てていくことが大切。
それどころか未来の子供たちに、重い負債というツケを回そうだなんて…。
私たちの選択に責任の一端があるとはいえ、早めに手を打たないと日本はこのまま沈没していくと思います。
…と一方で、「なんでも政治頼みにするのはかっこ悪い!」とばかりに、
若い人たちは、年金なんか当然のようにあてにせず、
自ら節制し消費を抑え、しっかりと貯蓄を進めています。
「もう政治なんて不要。自らの力でやっていくから税金を返して」
と、未来の若者たちに本気でそっぽを向かれないためにも、
今こそきちんとした社会の仕組みを作り上げていただきたいものです。
まあ、なかなか難しいとは思いますけど…。