その時に厄介だな〜と思うのが、生ゴミをむさぼるカラスたち。
ネットで防除しているにも関わらず、そこから溢れたゴミを狙って
集団で押し寄せてきます。
幸い、一宮には自然界にも餌が豊富にあるからか、
急降下したカラスに頭を突かれる…といった実害はありませんが、
賢いだけに、いつか攻撃されるのでは?とちょっとビクついております。
で、そんなゴミ出しでふと思し出したのが、「三羽ガラス」というフレーズ。
昔はもっと耳にした気がしますが、最近あんまり聞くことがありません。
ネットの「ウィキペディア」を見てみても、
「最近はあまり用いられず死語になりつつある」とあります。
古くは「神の使い」とされ、
あの有馬温泉も三羽のカラスが
有馬の湯で傷を癒すのを見て発見されたとか。
「烏天狗」の伝説や、「熊野三山の使い」、
ご存知、日本サッカー協会のシンボルマーク「八咫烏(やたがらす)」など、
どちらかと言えば、霊験あらたかな存在だったカラス。
それが今では、カラスが三羽も集まってこれば、
石を投げられるほどの「厄介者扱い」です。
「言葉は時代を写す鏡」なんて言ったりしますが、
「三羽烏」という言葉が使われなくなるあたり、
カラスたちの「成り下がりぶり」を象徴しているかのよう。
これも時代の流れということでしょうか。。。
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