あんまり馴染みのない会計のお話。
『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』『美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?』などで有名な著者が書いた、会計に関する本です。
「会計の本」というと「難しい」というイメージを抱いてしまう僕ですが、「世界一わかりやすい」のフレーズに違わず、かなり噛み砕いた内容に仕上げてくれていて、とてもスラスラ読み進めることができました。
それにしても、確定申告の際に、「売掛金って、お金が入っていないのに売り上げに計上されるなんて、なんだか変な感じだな〜」なんて思っていたんですが、
この本を読んで、そのあたりの事情が、少し前に取りざたされていた「黒字倒産」の引き金になっているんだということを知り、とても勉強になりました。
この不都合を払拭し、経営の健全度合いを示したものが「キャッシュフロー計算書」なんですね。
…もしかして、僕の認識が間違っていたらアレですが。。。
このほか「固定費」や「変動費」の考え方、利益率の割り出し方などにも触れられていて、僕らのようなフリーランスだけでなく、個人商店や飲食店の方にも役立つ情報が多いのではないかと思います。
それにしても、さらりと書いてあるにも関わらず、なんというか、この奥深さ。
会計については、もっといろんな本を読んでしっかり勉強したいな〜と思います。
2010年04月25日
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