こちらも知人からのレンタル。
テレビ業界や広告業界で活躍する方を束ねたクリエイティブ集団が手掛けた一冊のようです。
で、その内容なんですが、なんとなく「業界人の情報集めのトレンドはこんな風」といった体裁の、ちょっと上から目線な感じに仕上がっています。
この辺は、きっと好みが分かれるだろうな〜。
本の中身としては、いわゆる「引き寄せの法則」を語った「情報は向こうから来る」といったトピックや、今さら感もある「百聞は一見にしかず」のお話などなど、
全体的に目新しい感じは少ない気がしますが、「気づいているけど、何気に実践してない」といった内容も多く、日々の情報収集作業を見直すきっかけづくりとしては有意義なのかな〜と思います。
それにしても、結局、「1日3件の新規開拓も、塵も積もればで…」「新聞を読まないのはソン」などと語り、タイトルとは真逆でしっかりと情報収集しているあたり、「やっぱりコツコツと情報を集めるのが大切なんだな〜」と痛感。
情報の質をきちんと見極めつつ、日々努力を怠らないようにしたいな〜と感じた一冊でした。
…ちなみに、この本では「情報収集の必殺技」として、「国会図書館」と「大宅壮一文庫」が挙げていますが、この方法は地方在住者にはきついな〜。
「情報収集には東京が一番!」という悲しい現実を突き付けてくる一冊でもあります。
地方在住ライターという立場としては、「こうした情報の不均衡を払拭してなんぼ!」「都会のモンには負けへんで〜」と、逆に発奮材料になったりしますけどね(笑)
2010年05月09日
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