ちょっと間が空きましたが、ちょっぴり?仕事絡みな一冊。
いよいよ今週、注目の「iPad」が日本上陸となりますが、
そんな昨今の状況を踏まえつつ、新聞・雑誌の未来を予測した上で、メディアがどんな道を歩んでいけばいいのかを概観した一冊です。
この本の中には、「誰でもメディア」というフレーズが数多く出てきますが、
確かに、インターネット社会がすっかり浸透し、ブログなどの手軽な表現手段を利用し、どんな人でも世界中に情報発信ができるわけで、
そういう意味では、オリジナルのメディアを構築することは、一昔前と比べれば、比較にならないほど容易になったと言えます。
でも、一番の問題は、この本にもある通り、いかにそれを有益なメディアへとブランディングし、継続していくのか?だと思います。
電子書籍の今までの流れを見るにつけ、やはり「ネットの情報は紙媒体よりも質や信ぴょう性に劣る」というのが、従来のいわば定説でした。
ただ、「iPad」の登場は、今までなかなか動き出せなかった出版社を、半ば強引に、電子書籍の世界へと引きづり込むインパクトがあるのではないか、と思います。
さて、今後の新聞・新聞はどうなっていくのでしょうか?
自分が軸足を置く業界なだけに、今後の動向を注意深く見守りたいなと思います。
2010年05月25日
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