またまた勝間本、そして、またまた守銭奴系読書。
こんなストレートなタイトルって、きっと少し前なら「お金に汚い」というレッテルが貼られそうで、レジに持っていくのもちょっと憚られたと思いますが、
その点、この本の著者である勝間さんの功績というのは、なかなか大きいんではないかな〜と個人的に考えたりするわけですが、
さて、そんな勝間本の中の一冊。発売は09年4月ですからもう1年以上前になるわけで、本の内容も、リーマン・ショック直後のインタビューを中心に構成されています。
竹中平蔵さん、竹川美奈子さん、太田忠さん、河口真理子さんという4名の方との対談形式が続きますが、
対談の中に出てくる難しいワードについては、欄外でしっかりとフォローしてくれますので、
この手の知識に疎い方でも、なかなか心地よく読み進められていいと感じました。
PBRとか、PERとか、今まで言葉としては知っていても、いまいち腑に落ちていない部分などが理解できたりして、なかなか有意義な読書になったと思います。
「金融にちょっと興味があるけど何を読んだら?」という方には、なかなかオススメな一冊です。
2010年07月12日
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