本日4冊目のブックレビュー。
生命保険関係の本というのは、結構巷にあふれている感がありますが、その中でもぜひ一度は目を通しておきたい良書、だと思います。
基本的には『生命保険の罠』などと同じく、業界の暴露系のお話が中心。
生命保険会社がどのような利益構造になっているのかを詳しく解説しています。
特に、自分の死亡する確率がリアルに数字で分かる「完全生命表」や「標準生命表」の解説(ちなみに30代男性の1年間の死亡者数は、10万人あたり74人:2007年実績)とか、
「保険にかしこく入るための七か条」などは、「社会人なら必読!」ともいっていいほどの内容だと思います。
また、巻末には「生命保険会社が倒産したら」とか、「医療保険、いくらもらえるの?」などといった内容のコラムも掲載されていて、
これだけ読んでもためになることが多いと思います。
2人目の子供が生まれて早3ヶ月。保険の見直しも着々と進めている時期だけに、とても興味深く読ませていただきました。
2010年07月12日
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