こちらも図書館で衝動“借り”した一冊。
最近読みあさっているビジネス書は、どちらかといえば自己啓発系の本が多かったので、こうした実用書的なものは少なかったんですが、
仕事の移動時間などを中心に、ファイナンシャル・プランナーの勉強をしていることもあり、ちょっと住宅ローンについて読んでみることにしました。
まあ、大半はすでに知っていることなので、ざっくりと読み飛ばしながらの読書だったんですが、
その中で一つ、興味深かったのが「団信」について。
住宅ローンを組む時には、もしもの時にローンの返済がなくなるように「団体信用生命保険」というのに加入するのが一般的ですが、
フラット35では、この保険への加入が任意なんです。
「だって、死んだときに大変だから、当然入るもんでしょ!」なんて声が聞こえてきそうですが、
この保険、ローンの金利の中に含まれていて分かりづらいですが、建物などの価格とは別に、しっかりと保険として金額が取られているわけです。
つまり、この保険に入らなければ、その分、支払う金額は少なくなるということ。
で、例えば、それと同じ効果を発揮する「逓減定期保険」などに加入し、それが「団信」よりも割安だとしたら、トータルの支払額をぐっと抑えられる可能性があります。
最近、団信の保険料が値上がりしたようですから、他の保険と比較検討したうえで、よりベターな保険を選べば、その後の生活がぐっと楽になるかもしれません。
…なんて、これには仮定の話も入っていますので、もちろん保険料の比較次第だと思いますが、こうした「当然、○○であるべき」という裏に、意外なお得が潜んでいること多かったりします。
ぜひ、みなさんもこうした裏技を探してみてはいかがでしょうか?
以上、守銭奴フリーライター・平井の、節約マインド講座でした。ちゃんちゃん。
…って、書評はどうしたんだよ! おいっ!
2010年07月14日
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