話題の経営者の本。
経営の危機に瀕したホテルや旅館を再生させるカリスマ経営者として、テレビや雑誌にもよく登場する星野佳路氏の読書遍歴を追った一冊。
実際のビジネス書を取り上げ、それをいかに経営に活かしてきたのかを、具体的な事例とともに解説しています。
…というわけで、この本の内容自体がどうこうというよりも、経営に関する良書を探すのに便利な一冊。
例えば、王道中の王道ですが、マイケル・E・ポーターの『競争の戦略』とか、『ビジョナリー・カンパニー』とか、
そのほかにも、個人的に読んだ本、知っている本、知らない本など、いろんな経営指南書が紹介されています。
なんでも星野氏が選ぶのは、「書店に1冊しかないような古典的な本」なんだとか。
これは、同じようなことを、何かと話題の勝間和代氏も本に書いていました。
現在まで読み続けられる本には、それだけ今も昔も変わらない普遍的な内容が書かれていることでしょうか。
今後も、そんな役立つ「古典」をもっと掘り出していきたいなと思います。
2010年08月01日
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僕も何度か取材に行った覚えがあります。
最近、テレビや雑誌でよく見ますよねぇ。