2010年08月08日

知らないとソンする医療の「お金」の話。

「次回は、お薬手帳を持ってきてくださいね」

最近、子供の病気で通院する機会が多いんですが、

かかりつけの内科の横にある調剤薬局で、よくこんなフレーズを耳にします。


今週の週刊ダイヤモンドの特集『頼れる病院ランキング』に目を通したんですが、

そこに、今まで知らなかった内容を発見しました。

このお薬手帳への記入、無料サービスではなく「薬剤情報提供料」という料金150円の有料サービスらしいのです。

…全然知らなかった。まあ、乳幼児だと医療費は掛かりませんし、通常の患者負担ならその3割の50円ということになりますが、

それにしても、薬局で熱心に「お薬手帳を」と言われる理由が、なんとなく分かったような気がします。


例えば、1日100名の患者さんが訪れる薬局なら、単純に考えて、この「薬剤情報提供料」だけで、1日1万5000円の売上。

これだけで1人分ぐらいの人件費はまかなえそうな計算です。

原価の掛かる薬の提供とは違い、ほとんど原価のかからない有料サービスですから、こんなに利益率の高いことはない。

現実的には役立つケースも多々ありますので、単純に50円を惜しんで拒否する必要はないと思いますが、

医療のもうけのカラクリを少しだけ垣間見たような気がします。


世の中、知らないことって、ホント多いですよね。

…って、僕が無知なだけなのかも。。。

posted by もっぴ at 07:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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