2010年08月15日

8つの鍵。

以前から気になっていたんですが、図書館で発見したので読んでみました。


8つの鍵

8つの鍵

  • 作者: ロイス・クルーガー
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2009/09/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




「無人島に1冊だけ本を持っていくとしたら?」と問われたら、たぶん『7つの習慣』を持っていくんじゃないかと思います。

そんな、僕の中での「ベスト・オブ・自己啓発本」の著者が推薦文を書いていたので、以前から気にはなっていたんですが、

中身をみてすぐに謎が解けました! 

元々、一緒に事業をされていた方なんですね。。。


どおりで、タイトルも中身も、なんとなく『7つの習慣』テイストに仕上がっているわけです。


『7つの習慣』よりはだいぶ内容も平易にまとめてありますし、スラスラと読了できるようになっていますので、、

「手軽に読みたい!」という方は、こちらから手にとってみてもいいかな〜と思います。

が、

個人的には、ぜひ『7つの習慣』の方こそ読んでほしいな〜。


でも、『「どのような人間になるか」は自分で決められる』といった内容には、

「主体性を発揮する」「反応は自由」などと書いた『7つの習慣』にも通じる部分があって、読み応えは十分にあると思います。


それにしても、やっぱり出てきた「ミッション・ステートメント」。

最近では、いろんなビジネス書で見るフレーズですが、

きちんと実践している方はどれぐらいいるんでしょうか?


ちなみに我が家では、この片仮名ワードがなんとなく胡散臭いので、

同じようなことを、「平井家・家訓」として実践しています。


大きめのフォントを使って、守るべきこと、優先的にしなければいけないことなどを、冷蔵にマグネットで貼りつけています。


で、そんな家訓における最優先事項は、

「家族との対話を大切にすること」。


それまでは、とかく仕事のために家族を犠牲にするシーンが多かったんですが、

冷静に考えると、家族のために仕事をして、家族を犠牲にしてしまったんでは、全くの「本末転倒」ですよね?

だから、こういったミッション・ステートメントを掲げるようにしました。

実は、この「対話」としてあるところがミソ。

これが「時間」となってしまうと、常に「家族との時間」を優先しなければならなくなり、どうしても仕事に行かないといけないシーンと辻褄が合わなくなる。

だから、「対話」というフレーズにして、「家族のことを第一に考えて、うまく優先順位をつけていく」ということを指し、常に守ることができるものに仕上げました。

実際、こうして「家訓」を掲げてみて、家族を意識する時間がぐっと増えたような気がします。


どれだけビジネス書を読んでも、実践しなければ、ただ活字を追っただけの読書にすぎません。

なかなか難しいですが、せっかく多読するなら、1冊1つずつでも、実生活に役立てていきたいものです。


posted by もっぴ at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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