以前から気になっていたんですが、図書館で発見したので読んでみました。
「無人島に1冊だけ本を持っていくとしたら?」と問われたら、たぶん『7つの習慣』を持っていくんじゃないかと思います。
そんな、僕の中での「ベスト・オブ・自己啓発本」の著者が推薦文を書いていたので、以前から気にはなっていたんですが、
中身をみてすぐに謎が解けました!
元々、一緒に事業をされていた方なんですね。。。
どおりで、タイトルも中身も、なんとなく『7つの習慣』テイストに仕上がっているわけです。
『7つの習慣』よりはだいぶ内容も平易にまとめてありますし、スラスラと読了できるようになっていますので、、
「手軽に読みたい!」という方は、こちらから手にとってみてもいいかな〜と思います。
が、
個人的には、ぜひ『7つの習慣』の方こそ読んでほしいな〜。
でも、『「どのような人間になるか」は自分で決められる』といった内容には、
「主体性を発揮する」「反応は自由」などと書いた『7つの習慣』にも通じる部分があって、読み応えは十分にあると思います。
それにしても、やっぱり出てきた「ミッション・ステートメント」。
最近では、いろんなビジネス書で見るフレーズですが、
きちんと実践している方はどれぐらいいるんでしょうか?
ちなみに我が家では、この片仮名ワードがなんとなく胡散臭いので、
同じようなことを、「平井家・家訓」として実践しています。
大きめのフォントを使って、守るべきこと、優先的にしなければいけないことなどを、冷蔵にマグネットで貼りつけています。
で、そんな家訓における最優先事項は、
「家族との対話を大切にすること」。
それまでは、とかく仕事のために家族を犠牲にするシーンが多かったんですが、
冷静に考えると、家族のために仕事をして、家族を犠牲にしてしまったんでは、全くの「本末転倒」ですよね?
だから、こういったミッション・ステートメントを掲げるようにしました。
実は、この「対話」としてあるところがミソ。
これが「時間」となってしまうと、常に「家族との時間」を優先しなければならなくなり、どうしても仕事に行かないといけないシーンと辻褄が合わなくなる。
だから、「対話」というフレーズにして、「家族のことを第一に考えて、うまく優先順位をつけていく」ということを指し、常に守ることができるものに仕上げました。
実際、こうして「家訓」を掲げてみて、家族を意識する時間がぐっと増えたような気がします。
どれだけビジネス書を読んでも、実践しなければ、ただ活字を追っただけの読書にすぎません。
なかなか難しいですが、せっかく多読するなら、1冊1つずつでも、実生活に役立てていきたいものです。
2010年08月15日
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