2010年08月19日

人の10倍の「仕事量」をこなす技術。

図書館で衝動借りした一冊から。


人の10倍の「仕事量」をこなす技術 (PHPビジネス新書)

人の10倍の「仕事量」をこなす技術 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 五十棲 剛史
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2010/04/17
  • メディア: 新書




300社以上の事業プロデュースを手掛けたという人気経営コンサルタントが、自分が実践する仕事術について書いた一冊。

…って、この手の本は巷にあふれかえっておりますので、おそらくそんなに目新しい話はないだろうな〜と思いつつ、ざっくりと速読。

例えば、

・名刺にはメールアドレスを載せない→電話の方が早い
・打ち合わせのメモを取らない
・これと決めた分野でエキスパートになれ!

などなど。

本を読むと、確かに納得する部分は多いんですが、やはりこういった仕事術に関しては、自分に合ったスタイルを見つけることが一番だと思います。

最近では「早起き」なんてのも、いい仕事スタイルの定番になりつつありますが、

成功者のヒアリングから地道に数値を集めた統計では、「早起き」と「成功」には全くもって因果関係がないそうな。

僕は個人的に「朝仕事」がはかどりますが、それはあくまで個人レベルの話なわけで、

本人が「深夜仕事」の方が向いていると感じるなら、それを無理に「朝型」にするのはナンセンスだと思います。

…と書いていくと、なんだか本の批判になりそうでなんですが、

まあ、この手の本は「いいところだけを自分に取り込む」という程度の活用法でいいのかな、と思います。


ただ、「継続しているうちに、周りが勝手にコケていく」という部分には、自分も「そうだな〜」と思う部分が。

「石の上にも3年」という言葉がありますが、

通説として「総時間一万時間の努力を積み重ねれば、その道でお金をとれるようになる」と言われておりまして、

1日8〜10時間の仕事を3年間積み重ねると、ざっくりと1万時間に到達する計算になります。

昔の人ってすごいな〜と思うと同時に、成功するためには「継続」することが何よりも重要だと改めて感じます。


仕事柄、創業者の方たちにお会いすることも多いですが、やっぱり最後に勝つのは「継続」だったりします。

だって、自分は最後まで続け、周りが辞めてしまえば、簡単にトップになれるわけですから。

この本では「3年でプロ、10年で本物」と書いてありますが、

僕はまだ独立して8年目。もちろんそれ以前から「書くこと」に対する努力は続けてきたつもりですが、

10年超えを果たして、周りの皆さんから「本物」といっていただけるように、まだまだ日々精進していきたいなと思います。

posted by もっぴ at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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