有名なコンサルタントの代表作のひとつ。
どんな本を読んだらいいのか?と悩んだ時、僕はよく「●●が選ぶお勧めの本」みたいなガイドから当たりをつけるんですが、
先日、「MBAが選ぶおすすめの一冊」みたいなガイドに書いてあったのがこの本。
大前研一氏のことは、頻繁にビジネス雑誌に登場する人ですし、知らないわけではなかったんですが、
実際に氏の著書を読むのははじめて。一体どんな内容なんだろう?と興味津津で手に取りました。
で、内容は?というと、なかなか読み応えがあり、1984年に発刊されたとは思えないほど、現代のビジネスシーンにも活かせる思考法が満載されていました。
具体的な事例を挙げつつ、事業の問題を解決に導く考え方のヒントを提示。
単に「こうすればいい」という答えを教えるのではなく、どんな状況にも対応できる思考力を養うための本、といった感じでしょうか?
「論理的な考え方のトレーニングをしたい」という方には、うってつけの一冊なのではないかなと思います。
…ただ、だいぶ古い本なので、本の中に登場する経済の状況は今とは全く異なります。まだインターネットや携帯電話もない時代ですからねぇ〜。そのあたりはご納得の上で手に取っていただきたいな、と。
それにしても、昭和から平成への時代の流れの中で、いろんな機械やサービスが登場しましたが、一見便利になったようで、余計に忙しくなったような気がしてならないのは僕だけでしょうか?
2010年09月05日
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