結構お硬めの経済学の本。
…といっても、一般のビジネスパーソンでも十分に読める内容。なんせ、僕が読めるぐらいですから。
日本の財政に関すること、社会保障の問題、少子高齢化の問題、女性の社会進出、非正規雇用…などなど、いろんなトピックに触れながら「日本復活」への提言を展開しています。
純粋に良かったというのが率直な感想。特に「デフレが円高をもたらす」「悪いのは日銀の金融政策」とばっさり切り捨てているあたりは、なかなか面白いなと感じました。…この手のトピックに詳しい方からすれば、そんなに目新しい内容ではないのかもしれませんが。
ちょっと読むのは大変ですが、こういった硬派なビジネス書もいいもんですねぇ〜。
2010年10月11日
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