ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
- 作者: W・チャン・キム
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2005/06/21
- メディア: 単行本
2005年の発刊ですが、いまだに「ブルー・オーシャン」という言葉は結構いろんな場面で見かけますから、それなりに話題になった一冊でしょうか。
ブルー・オーシャンというのは「未開拓の分野」を比喩した言葉。
血みどろの熾烈な競争を繰り広げ、レッド・オーシャン=血の海と化した主戦場を抜け出し、
新たな分野を切り開いて、他を寄せ付けない魅力あふれる事業を展開しよう、という話です。
確かに理論には納得。でも、そのブルー・オーシャンを見つけ、長い間守り続けるのって、おそらく相当に大変だろうな〜と思います。
いくらブルー・オーシャンを発見したとしても、すぐに他社が追随してきて、またその場所で激しい競争が繰り広げられることが多いわけで、
なかなか「誰も来ない大海原」なんて発見しようがないよな〜、なんて考えながら読みました。
で、自分なりに考えてみたのが、「灰色の水たまり戦略」。
この戦略では、大企業が絶対に進出してこない、魅力の薄い小さな商圏で勝負をかけ、自分だけの土俵を築き上げていく。
特に、個人事業主や零細企業の経営者には、なかなかいい戦略だと思うんですがいかがでしょうか?
…って、かなりテキトーな思いつきですみません。。。
まあ、ブルー・オーシャン戦略という名前はかなりカッコイイ感じですが、重要なのは本を読んで実践できるかどうか?
いずれにしても、未開拓の地を恐れず、常にトライを続ける姿勢だけは大切にしたいなと思います。