2010年12月05日

テレビが飛びつくPR。

メディアの威力を上手く利用するなら。

テレビが飛びつくPR―予算9万円で国民的ブームを起こす方法 [単行本(ソフトカバー)] / 殿村 美樹 (著); ダイヤモンド社 (刊)

最近、地元・一宮のモーニングを利用した「朝の勉強会」に参加していることはこのブログでも何度かお伝えしていると思いますが、

この勉強会では、一宮近辺で新たなビジネスに取り組む若手経営者たちが、自分たちの得意分野などを持ち寄って、週替わりの講義を実施しています。

で、僕も僭越ながら講義をさせていただく機会があったんですが、その時のテーマが「プレスリリース」でした。

普段、編集やライターのお仕事をしているので、「プレスリリース」というものの存在は、ある意味「当然」のものになっているわけですが、

業界(…という良い方も何だか嫌ですが…)以外の方は、「プレスリリース」というもの自体を知らない。

そんな「世の中の常識」を改めて思い知らされるいい機会にもなりました。

…やっぱり、この業界って結構特殊なんですねぇ〜。


「プレスリリース」と言えば、広告費を使わず、安価でPRを行うための常套手段。

でも、その使い方…という以前に、存在すら知らないというのは、とてももったいないことだと思います。

しかも、プレスリリースをいただく立場からすると、「もう少し切り口を変えれば、新聞や雑誌への掲載率がもっとアップするだろうに…」なんて思うことも多い。

というわけで、その朝の勉強会では、「プレスリリースの受け手の立場から、どんなプレスリリースを作ればいいのか?」という内容で講義をさせていただきました。


その後、地元の新聞にいくつかネタをご提供し、勉強会の参加者からメディアに登場する人も生まれたりして、

それなりに成果を上げることができて、「ギョーカイ人」(笑)としての面目躍如といったところですが、

そんな僕の講義とおんなじような事を書いてあるのが、この本です。

…と、なんだか前置きがとっても長くてすみません。


タイトルは『テレビが飛びつくPR』。あの「ひこにゃん」なんかのPR戦略にも関わった人らしいですが、

なかなかツボを付いていて、実用的な内容じゃないかなと思います。

僕はどちらかといえば「紙媒体」(新聞や雑誌のこと)が専門ですが、この本ではテレビへの情報発信の方法をメインに考えていて、

そのあたりは僕自身も新たな発見があって楽しく拝見させていただきました。


「広告費を極力使わずに、自社の商品をうまくPRする方法は?」

そんな悩みをお持ちの方には、一つの答えを提示してくれる良書だと思います。

posted by もっぴ at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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