2010年12月05日

仕事は楽しいかね?2。

部下の育成に悩むすべてのサラリーパーソンに。…って、フリーの僕には関係ないか(笑)


仕事は楽しいかね? 2 [単行本] / デイル・ドーテン (著); 野津 智子 (翻訳); きこ書房 (刊)

タイトルに『2』とある通り、『仕事は楽しいかね?』という本が先に出ていて、それの続編にあたるのがコレになるわけですが、

実は、『1』の方は、ちらりとしか目を通していません(笑)。

ただ、『仕事は楽しいかね?』というタイトルからすると、なんだか巷にあふれる「軽めの自己啓発本」の類なんじゃないかと思ってしまいますが、

実際の中身はちょっと違っていて、会社の組織運営のあり方、とりわけ上司と部下の関係性について、ストーリー形式で平易にまとめられた面白い内容になっています。

部下の育成に悩むビジネスマンにとっては、結構、耳の痛いお話が多いのではないでしょうか?

例えば、

権限を手放すことも、優れた上司の特徴だ。
それも、ただ手放すんじゃなく、
だれかの手にポンとゆだねるんだ。

とか、

つまり、過ちを犯すこと、
そしてその過ちを認めることでも、
“ほんもの”の上司は良い部下を育て、
やる気にさせることができるんだ。

とか、

仕事は楽しくなくちゃだめだ。
職場から笑い声が聞こえてこなければ、
きみのやり方は間違っている
ということだろうね。

とか。

う〜ん、「言うは易く行うは難し」といった感じでしょうか。。。

ともあれ、部下の育成に悩んだり、上司とのあり方に困ったりした時には、解決法の糸口を与えてくれそうな一冊だと思います。

posted by もっぴ at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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