2011年02月05日

子育てのツボ。

またまた、名古屋のフリーライター・平井です。

最近すっかり更新が滞り気味でしたが、

そんな忙しい間でも、「読書だけは!」と、

コツコツ読んでいた本の中の1冊をご紹介します。

夜回り先生50のアドバイス 子育てのツボ [単行本(ソフトカバー)] / 水谷 修 (著); 日本評論社 (刊)

タイトルは『夜回り先生50のアドバイス 子育てのツボ』。

あの「夜回り先生」として有名な、水谷修さんが書かれた一冊です。


僕自身、二人の子供の親として奮闘する毎日が続いておりますが、

そんな子育て真っ最中の親たちに送るメッセージを綴った子育て本です。


水谷さんが感じた「理想の親子像」について書かれているわけですが、

全体を読んで感じるのは、「親がきちんとした親であることが重要」だということ。


子供とのスキンシップを大切にしたり、

きちんと学校の行事に参加したり、

普段から日々の出来事に耳を傾けたり。


こうした「誰もが『良い』と思っていること」を、

実践できるかどうかが一番大切なんだろうなと感じました。


なかでも、相方と一緒に感銘を受けたのは、

「子どもが罪を犯したら、その責任は親が取らなくてはいけない」というフレーズ。

また、本には、(犯罪を冒すなどの問題が起きた時に)「事なかれ主義で押さえたり、隠そうとすると、子どもはどんどんエスカレートします。絶対に、親には子どもの姑息な尻拭いをしてほしくありません」ともありました。


大切なのは、親としての責任を全うすること。

厳しい現実を直視し、真正面から受け止める覚悟を持つこと。



決して分厚い本ではなく、さらりと読める内容だったんですが、

親自身が「責任の取れる大人」になることが、

「自立したひとりの人間を育てる」ことになるのかな〜と、

なんだか深く考えさせられた一冊でした。

posted by もっぴ at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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