最近すっかり更新が滞り気味でしたが、
そんな忙しい間でも、「読書だけは!」と、
コツコツ読んでいた本の中の1冊をご紹介します。
![夜回り先生50のアドバイス 子育てのツボ [単行本(ソフトカバー)] / 水谷 修 (著); 日本評論社 (刊) 夜回り先生50のアドバイス 子育てのツボ [単行本(ソフトカバー)] / 水谷 修 (著); 日本評論社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41UqT2AkR0L._SL160_.jpg)
タイトルは『夜回り先生50のアドバイス 子育てのツボ』。
あの「夜回り先生」として有名な、水谷修さんが書かれた一冊です。
僕自身、二人の子供の親として奮闘する毎日が続いておりますが、
そんな子育て真っ最中の親たちに送るメッセージを綴った子育て本です。
水谷さんが感じた「理想の親子像」について書かれているわけですが、
全体を読んで感じるのは、「親がきちんとした親であることが重要」だということ。
子供とのスキンシップを大切にしたり、
きちんと学校の行事に参加したり、
普段から日々の出来事に耳を傾けたり。
こうした「誰もが『良い』と思っていること」を、
実践できるかどうかが一番大切なんだろうなと感じました。
なかでも、相方と一緒に感銘を受けたのは、
「子どもが罪を犯したら、その責任は親が取らなくてはいけない」というフレーズ。
また、本には、(犯罪を冒すなどの問題が起きた時に)「事なかれ主義で押さえたり、隠そうとすると、子どもはどんどんエスカレートします。絶対に、親には子どもの姑息な尻拭いをしてほしくありません」ともありました。
大切なのは、親としての責任を全うすること。
厳しい現実を直視し、真正面から受け止める覚悟を持つこと。
決して分厚い本ではなく、さらりと読める内容だったんですが、
親自身が「責任の取れる大人」になることが、
「自立したひとりの人間を育てる」ことになるのかな〜と、
なんだか深く考えさせられた一冊でした。