2011年02月05日

広告マーケティング21の原則。

こんにちは。

再度登場しましたフリーライターの平井です。

またまた、最近読んだ本の話題です。

広告マーケティング21の原則 [単行本(ソフトカバー)] / クロード・ホプキンス (著); 臼井 茂之, 小片 啓輔 (監修); 伊東 奈美子 (翻訳); 翔泳社 (刊)

この『広告マーケティング21の原則』は、19世紀から20世紀初頭にかけて活躍した、

アメリカの著名なコピーライター、クロード・C・ホプキンス氏による著作です。


フリーライターという肩書きでブログを書いておりますが、

最近は、いわゆるコピーライター的な仕事もかなりの割合を占めておりまして、

「ここらできちんと広告製作の勉強もしておかないかんな〜」なんて、

一昨年あたりから折を見て自学自習を進めているんですが、

そんな中で出会ったのがこの一冊です。


いや〜、めちゃめちゃ古い本ですが、

さすがいまだに読み継がれる名著だけあって、

本当に奥が深いというか、色あせていないというか。

年末あたりから、すでに何度も読み返しております。


情報に具体性を持たせることの重要性、

見出しがいかに大切なものなのか、などなど、

コピーをを書いたり、広告を製作する際に、

押さえるべきポイントを分かりやすく解説してくれていて、

改めて勉強させられる部分が多いな〜と。


あと、ちょっと嬉しかったのが、こんな一文。

「広告業界で成功している人の多くは元セールスマンだ。その中でも特に優秀な人々は、訪問販売員として戸口に立った経験を持っている。」

え? ホ、ホント??

立ってる! 立ってる!! 僕、立ってますよ(笑)

何を隠そう、私、フリーライターになる前は、戸口に立って訪問販売をしておりました。

世界的な巨匠にこんなことを言われると、なんだか俄然、やる気がでちゃいます!!


…と、まあ、基本的には、広告制作、とりわけコピーライターの方向けの本なんですが、

最近では、ホームページの文章を自分で考える、なんて方も多いと思いますから、

そんな方がキャッチコピーを考える上でもとても参考になる一冊ではないでしょうか?



それにしても、仕事に対する姿勢にはなかなか厳しい方のようで。

「この種の(間違ったコピーを書いた)広告製作者は自分の役割を放棄している。自分がセールスマンであることを忘れ、役者になろうとする。売り上げではなく、喝采を求める。」

う〜ん、深い。そうなんです。特にコピーライターって、この辺のバランスが難しいんですよね。売れる文章とカッコイイ文章は決してイコールじゃない。プロとして改めて肝に銘じておかないといけないことですよね。


そして、

「この業界に怠惰な人間の居場所はない。」

…。

はい、怠けることなく日々精進したいと思います。。。先生。

posted by もっぴ at 18:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古典的名著だそうですね。私は未読ですが。
何度も読み返すなんて、すごい。
Posted by ぐるぐる at 2011年02月07日 19:56
ぐるぐるさん、コメントありがとうございます!

文章に煮詰まった時に、なんとなくパラパラめくるとなかなかいいですよ。

特にキャッチを考える時とか。

Posted by もっぴ at 2011年02月13日 05:29
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