『大人の名古屋Premium』が発売になりました。

実は、今回、フリーライターとして制作に参加するだけでなく、
ファイナンシャルプランナーとしても署名付きで記事を掲載させていただいております。
本自体がシニア向けということもあり、
老後の資産管理やライフプランニングについて書いてみましたが、
いかがでしたでしょうか?
資産を管理するためには、大きく3つの要素が大切だというのが僕の持論。
@支出を減らすこと、A収入を増やすこと、B投資で殖やすこと。
まあ、結構ポピュラーな話ではあるんですが、
意外にというか、結構多くの方は、いきなりBから始めてしまう。
まずは、@AがあってはじめてBが生きてくるわけです。
老後というのは、若い人と違ってリスクを取りにくい。
それは、若い人ならもし投資に失敗しても挽回できる余地がありますが、
シニア層はAの部分がない、もしくは少ない方が多いので、
失敗すると取り返しがつかない場合が多いというのが主な理由です。
だから、具体的に老後の資産運用を考えるとすれば、
リスクに対する精神的な耐性があんまりない方なら、
いっそのこと、投資を考えずに、ネット定期や個人向け国債で、
なるべくリスクなく運用する方がよっぽど身のためだと思います。
退職金を狙った詐欺にも会わなくて済むと思いますし。
…とまあ、書き出すときりがありませんが、
また、ファイナンシャルプランナーとして書く時のために、
いろんなネタを仕入れておこうと思います!
たしかに、(1)(2)を飛ばして、(3)を考えてしまいがち。本当は(1)(2)が大切なんですけどね。
(1)(2)は、あまりに日常のことなので、見過ごされてしまうんでしょうね。たとえば、喫煙者は1日1箱として、300円×365日で、年に10万円超を支出していることになる。投資で10万円を稼ぐには、いったいどれだけの元本があればいいのか? 仮に利回り10%としても、100万円必要です。いまどき100万円の余裕資金がある人なんて……。熱くなっちゃいました、反省です。
常に@とAを意識しながら生活するのって、難しいですよね、ホント。
言ってるそばから、コンビニで缶コーヒーを買っちゃってますし(笑)
日々のコーヒー代を浮かせるとどんなに大きな金額になるのかの例えで、「ラテマネー」の話がありますけど、
毎日の小さな無駄遣いを辞めないと、お金持ちにはなれないんでしょうね。
結局、何事も「当たり前のことを愚直に続けること」が大切ということでしょうか?