![30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと [単行本(ソフトカバー)] / 朝倉智也 (著); ダイヤモンド社 (刊) 30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと [単行本(ソフトカバー)] / 朝倉智也 (著); ダイヤモンド社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41Q8iRzdNpL._SL160_.jpg)
投資信託の格付け評価を行う会社「モーニングスター」の代表取締役COO、朝倉智也氏が書いた『30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと』(ダイヤモンド社)です。
…それにしても、本のタイトルが長い。。。
まあ、本の内容はというと、もちろんタイトル通り、投資信託の選び方のお話。
前半部分は、この国の年金がなぜ危ういのか?という部分の説明からスタートし、「だから自分年金が必要」という話になり、その後、じゃあどういうスタイルがいいの?みたいな流れで、具体的な投資信託選びの話へと続いていきます。
で、この方の主張をざっくり言うと、「自分年金の運用には国内資産をいっさい組み入れなくてよい」というのが基本スタンス。
個人的にはちょっとバランス欠いてない?なんて思ったりもしますが、確かにこれからの新興国の伸びを考えると、あながちコレが間違っているともいえないと思いますし、
投資信託では「コストの低減が大事」と言っていたりとか、毎月分配型ファンドを批判していたりとか、
「売れているからいい投資信託というわけではない」という冷静な意見も述べられていたりして、
なかなか参考になる部分が多いような気がします。
新興国への投資をお考えの方にとっては、参考になる良書なんじゃないでしょうか?