2011年07月24日

田舎力。

田舎でも、きちんとやれば、ビジネスは成立する。

田舎力―ヒト・夢・カネが集まる5つの法則 (生活人新書) [単行本] / 金丸 弘美 (著); 日本放送出版協会 (刊)

どうやって農業をビジネスにするかを考えていた時に、雑誌で紹介されているのを見て手に取った一冊。食環境ジャーナリストの金丸弘美氏が書かれた『田舎力ーヒト・夢・カネが集まる5つの法則ー』(NHK出版)です。

全国各地の農山漁村を巡り、地域おこしの成功例を取材。その秘訣を具体的に紹介しています。

なかには、個人的に大好きな三重県の「伊賀の里モクモク手づくりファーム」も、成功例のひとつとして掲載されていたり。(税金がらみのお話で、最近はちょっと元気ないですが。。。)

この手の成功事例というのは、所詮、成功後ならなんとでもいえるという意味で「後知恵」のバイアスが掛かったものだということは十分考慮に入れないといけないですが、

それにしても、田舎ならではのブランディングの仕方とか、田舎ならではの魅力の見つけ方なんかは、とても参考に部分が多いのではないかと。


地元・一宮をなんとか盛り上げたい――。

「地域おこし」は、僕のビジネスのテーマのひとつでもありますから、

活かせる部分を少しずつでも実践していければいいなと思います。
posted by もっぴ at 06:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
田舎は、田舎だけで自立は難しいですね。都市から観光客を呼び込み、交流しないと。そうなると、外部から人を呼べるのは、その町の人や町に魅力があるかどうか。「あの人に会いにまた来たい」と思わせるものです。その人の魅力を組織化する、ということですね。
Posted by ぐるぐる at 2011年07月25日 12:15
おっしゃる通り。

でも本を読んで感じたのは、都会の人と田舎の人の感性は違うってこと。

地元の人には何でもないことが、観光客にとっては魅力的なものだったりする。

よく「町おこしにはよそ者が必要」なんていいますが、今までにない視点で地元の良さを見直してみる必要があるんでしょうね。
Posted by もっぴ at 2011年07月27日 09:23
以前、テレビ番組「情熱大陸」で、町おこしの方が取り上げられていました。村に入り込み、いろいろ話を聞いて、活性化プランを立てる、という方です。「○○さんの地引網講座」とか「○○さんのナス講座」とか、プランニングして、都会から人を呼ぼうというのです。おもしろかったですよよ。
以下、HPのアドレスです。ご参考まで。

http://www.mbs.jp/jounetsu/2011/05_29.shtml

Posted by ぐるぐる at 2011年07月27日 13:02
情報ありがとうございます!

なんだか面白そうなことをしている方ですね。こんな方向性って、僕が目指すものとなんだか近いかも。

田舎でもやり方によっては本当に面白いものがいっぱいある。要は切り口ひとつなんですけどね。
Posted by もっぴ at 2011年08月02日 09:16
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