折しも、先日、介護従事者を中心とした読書会を取材したばかり。
現役世代が直面する、「仕事と介護との両立の難しさ」をあらためて痛感させられました。
僕の自己紹介にもある通り、09年秋、これから起業しようと考える方たちを対象とした「創業塾」というセミナーに参加したんですが、
参加者の中に、「親の介護で仕事を続けるのが厳しいから」という理由で、起業を考えている方がいらっしゃいました。
今は親が元気だからいいけど、実際、認知症などで介護が必要になったとしたら、どうやって家族を養いながら面倒を見ていけばいいのか…。
とても考えさえられたのを覚えています。
今日、新聞で見つけた記事には、小見出しで「ある日突然やってくる」とありました。
でも、常日頃から「いつかはやってくる」と考え、事前に知識を身に付けておくことはできるはずです。
確実にやってくるとは限らないが、かなり高い確率でやってくる「親の介護」。
迫りくる現実から目をそむけるのではなく、きちんと「備え」だけはしておきたいものです。
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