2011年09月18日

あらゆる領収書は経費で落とせる。

いや〜、タイトルだけ見ると、とんでもない本ですねぇ〜。

あらゆる領収書は経費で落とせる (2011-09-10T00:00:00.000) [新書] / 大村 大次郎 (著); 中央公論新社 (刊)

『あらゆる領収書は経費で落とせる』(中央公論新社)、元国税局職員という肩書を持つ、大村大次郎氏が書いた一冊です。

まあ、タイトル通りでないのは当然としても、本の中身は、個人事業主や中小の会社経営者の方には、なかなかに刺激的な内容じゃないかな〜と思います。


「コンビニ弁当」から、果ては「愛人手当」に至るまで(笑)

会計テクニックをきちんと理解し、それなりの方法論できちんと経費にすれば、どんな支出でも経費になりうる、というのが著者の考え方です。

すべての基本は、「事業に関する出費かどうか」という判断基準。

でも、現実問題としては、ここまで過激な方法を使うのは、ちょっと厳しいのかな、と。

あくまで、「論理の展開のしかたを学ぶ」程度の参考書に留めておいた方が無難かもしれませんね。

まあ、ガッポリ稼いでいなければ、そこまで節税に血眼になる必要もありませんし(苦笑)。


ところで、本の中には、税に関するいろんなトピックが紹介されているわけですが、

みなさん、開業医って、全く領収書が要らないってご存知でした?

なんでも、社会保険診療報酬が5000万円以下の開業医の場合、最低でも収入の7割近くが自動的に経費と認められるらしいんです。

しかも、通常の事業者なら当然に支払うべき「事業税」は、社会保険診療報酬に対応する部分が免除に!

これ、なかなかスゴイですよね…。


…やっぱり、お医者さん目指せばよかったかなぁ〜(笑)。

posted by もっぴ at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック