最近、ファイナンシャルプランナー関係の記事を書いていなかったので少し。
今日、地元の年金事務所から「国民年金付加保険料納付届出書」なるものが郵送されてきました。
以前から気にはなっていたんですが、実は、この書面を手にするのははじめて。
これで、国民年金保険料を支払っている母親の二階建て部分?を少しだけ積み増ししたいなと考えております。
実はこの「付加年金」。自営業者などの国民年金の第1号被保険者にとって、相当メリットの大きい年金。
加入は任意で、申し込みをすると通常の国民年金保険料に加えて、月額400円の保険料を支払うことになります。
え? 支払い額が増えると損じゃないかって? いえいえ、そんなことはありません。
何を隠そう、この付加年金。1ヶ月分の保険料を支払うごとに、年金の支給額が200円ずつ上乗せされる仕組みになっています。
要するに、1ヶ月分の400円で年間200円。つまり2年で元がとれてしまう年金なのです。
現行の年金制度が続くと仮定すれば、68歳までにはしっかり元が取れる計算になるわけです。
そして、母親に加入させるのがちょっとしたミソ。どうせ加入するなら、平均寿命の長い女性が加入した方がお得になりますからね。
…まあ、大した金額ではないので、夫婦で加入しておくに越したことはありませんが。。。
そして、この付加年金、国民年金保険料などと同様に社会保険料控除の対象。
決して大きな金額ではありませんし、国民年金基金などとは同時加入できない代物ですが、
もし「国民年金保険料のみ」という自営業者の方などがいらっしゃたら、検討の余地は十分にあるのではないでしょうか?
以上、ファイナンシャル・プランナー平井の「プチお金講座」でした。
※詳しくは「付加年金」で検索してみると、分かりやすいサイトがたくさんあると思います。
2012年01月06日
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