2012年01月19日

世知辛い空想世界。

先日、ちょっとした興味本位から、iPadで無料ゲームのアプリをダウンロードしてみました。

どうやら勇者とその仲間たちが冒険を繰り広げるという、まあ、ありがちな設定のゲームなんですが、

強い仲間を作るにも、

宝箱を開けるにも、

死んだ後に生き返るためにも、

ゲーム内のお金が必要になります。。。


しかも、2面以降のステージに進むためには、どうやっても軍資金が足りません。

そんな時、現実のお金でゲームのお金が買える旨のアナウンスが表示されます。


昔のRPGなら、コツコツと敵を倒してレベルアップしたり、お金をためたりできたと思いますが、

最近のゲームは、こんなのが多いんでしょうか。。。

ゲームの世界で活躍するためにも、現実社会のキャッシュがモノを言う。

なんだか、ファンタジーの世界も、すっかり世知辛くなったものです。
posted by もっぴ at 19:53| Comment(2) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうですか。ぼくは昔も今もゲームをしないので知らなかったのですが、そんな仕掛けがあるんですね。GリーやMバゲーですか、一部から批判されていますよね。それは、この課金の仕組みゆえでしょうね。

20年ほど前のこと。いまは亡き中島らもがエッセイで、次のようなことを言っています。コンピュータ野球ゲームの、架空のスタジアムに本物の広告を募るビジネスが出てくるだろう、と。ほんと、スゴイ世の中になったものですね。
Posted by ぐるぐる at 2012年01月20日 14:42
GリーやMバゲーではないんですが、おそらく仕組みは同じなんでしょうね。

最初は無料でそのうち課金というビジネスモデルは、確かによく出来ているとは思いますが、

とりわけ子どもをターゲットにした商売としては、なんだかちょっと違和感を感じてしまう、というのが率直な感想でしょうか。

まあ、ゲームをクリアするために、現実世界でお小遣いをためたり、アルバイトをして働く苦労を味わう…なんてことになれば、それはそれで有意義なことかもしれないですけど…(笑)

Posted by もっぴ at 2012年01月20日 19:03
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