2012年02月05日

「なぜかお金がたまらない」が変わるコツ。

もっとハウツー的な本かと思っていたんですけど。

「なぜかお金がたまらない」が変わるコツ―「自分中心心理学」で幸福と成功を引き寄せる方法 [単行本(ソフトカバー)] / 石原 加受子 (著); 講談社 (刊)

「なぜかお金がたまらない」が変わるコツ―「自分中心心理学」で幸福と成功を引き寄せる方法 [単行...

タイトルは、なんだか「家計簿を付けましょう」とか、「食べ物はまとめ買いして冷凍庫で」みたいな、節約&家計改善ハウツー本みたいなノリですが、

副題は「自分中心心理学」で幸福と成功を引き寄せる方法=Bしかも、著者のプロフィールを見ると、ファイナンシャル・プランナーなどではなく、「心理カウンセラー」となっております。

これだけを見ると「?」な感じですけど、中身をみてなんだか納得。要するに、お金持ちマインドといいますか、世の中の成功者になるための心構えみたいなことをまとめた一冊になっています。

「長財布を持て!」的な感じではなく、意外にもっと王道の部分をついているといいますか、

たとえば、「自分も成功者になりたければ、イチローを「イチローさん」と言うなど、きちんと尊敬の念を込めて呼ぶようにしなさい」など、これはこれでなかなか「なるほどねぇ〜」なんて思うことが書かれています。

で、巻末の参考文献を見てみると、『「お金」のシークレット』、『となりの億万長者』など、僕も好きな本の名前がちらほら。どおりでなんだかフィーリングが合うわけです。

節税やら節約といったハウツー系もそれはそれで役立ちますが、テクニックを身につける前の下地の部分も大切ではないか、と。

そういう意味では、さらりと読めますし、なかなか有益な一冊じゃないかな〜と思います。



第6章「絶対お金持ち感覚」を加速する22のレッスンより。

お金持ち資質の高い人ほど、自分が悪いと思ったら、素直に「申し訳なかった」と詫びることができます。


お金持ちになるかどうかはともかくとして、常に「ありがとう」「すみません」を素直にいえることってやっぱり大切ですよね。

…簡単そうで、実はなかなか難しかったりしますけど。。。
posted by もっぴ at 16:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
衣食足りて礼節を知る。
自分が満たされてないと、なかなか、ありがとう、すみませんと素直に言えませんね。この「足りて」の基準をどうするか? ある人は健康で三食食べられたら満足と考える。ある人は年収1000万円以上で満足と考える。
人と比較しているうちは、満たされませんよね。基準は自分の内にあります。自分の評価者は、自分ですよね。
Posted by ぐるぐる at 2012年02月06日 10:52
そうですね、やはり「足るを知る」が大事ということでしょうか。

最近、企業の人事担当者の方にお会いすると、「若い人に“欲”がない!」と嘆かれることが多いですが、これも社会が良くなるための「いい兆候」なのかな(笑)

Posted by もっぴ at 2012年02月07日 08:00
> 若い人に“欲”がない!」と嘆かれる
> ことが多いですが、これも社会が良く
> なるための「いい兆候」なのかな(笑)

すごい逆説ですね。
Posted by ぐるぐる at 2012年02月07日 13:54
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