![実力大競争時代の「超」勉強法 [単行本(ソフトカバー)] / 野口悠紀雄 (著); 幻冬舎 (刊) 実力大競争時代の「超」勉強法 [単行本(ソフトカバー)] / 野口悠紀雄 (著); 幻冬舎 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41W08X8Ch2L._SL160_.jpg)
実力大競争時代の「超」勉強法 [単行本(ソフトカバー)] / 野口悠紀雄 (著); 幻冬舎 (刊)
ベストセラーの「超」整理法シリーズでおなじみの経済学者、野口悠紀雄さんの著書。本の奥付を見ると、11年3月に発行されたもののようです。
本の内容は、タイトル通りの「勉強法」。
ただ、具体的なテクニックの紹介は一部分。本の前半は勉強を取り巻く現状を概観したうえで、今までの受験のための勉強ではなく実のある勉強をしましょうよ!という主張が展開されています。
「勉強が大切なのは分かるけど、じゃあ、具体的に何を勉強すればいいの?」とお思いの方。そんなあなたに野口さんは、まずマスターすべきは「英語」と「数学」だと説いています。
う〜む、確かに。。。
その大切さを社会に出て改めて感じた人は、きっと僕だけではないと思います。
ただ、自分のこれまでを振り返ってみると、
文系を選んだ時点で「数学」を捨て、
社会人になってからは、ほぼ「国語力」のみで生活の糧を得ているわけで。。。
いまさら「英語&数学をマスターせよ!」と言われてもなぁ〜、なんて思ってしまいます。
ただ、野口さんによれば、朝夕の通勤時間を利用してヒアリングを続ければ、2年間で十分に英語がマスターできるそうな!
…まあ、「そりゃ野口さんだからでしょ!」というツッコミをいれたくなりますが。。。
ともあれ、僕自身も、本書が主張するように「勉強は楽しく面白い」と心底思いますし、本のなかには「勉強社会が未来を開く」なんてフレーズも!
英語や数学に挑戦するかどうかはともなく、
勉強に向かう気持ちを後押ししてくれる。そんな一冊だと思います。
ぼくはですね、ビジネス書は、小宮一慶さんの本が好きです。特に「発見力養成講座」。フェルドマンさんの「7つ道具」も目から鱗でしたよ。両者とも、短く、あっという間に読めるけど、気付きは多いはず。
デキる人になるには、割り算で考えるといいそうです。例えば、年商100億円の大企業があるとする。この規模にスゴイ会社と思う人は、浅い。社員が1000人いたら、一人当たり1000万円。給料を払ったら、あとは大きな設備投資もできませんね。100億÷1000人です。こんな風に、分かりやすい例が満載です。ぜひ。
まだあんまり読んでいないので、また手に取ってみます!