2012年03月06日

第3の案。

まあ、ある意味、僕も信者のひとりなわけで。。。

第3の案 成功者の選択 [単行本] / スティーブン・R・コヴィー, ブレック・イングランド (著); フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳); キングベアー出版 (刊)

第3の案 成功者の選択 [単行本] / スティーブン・R・コヴィー, ブレック・イングランド ...

『7つの習慣』に衝撃を受けて以来、ずっと追い続けているスティーブン・R・コヴィー氏の新作。先日、東京に出張した際、駅ナカの本屋で「これは!」と衝動買いした一冊です。

タイトルからも推察できると思いますが、「二者択一で物事を決めるのではなく、両者が深い理解をすることで、お互いがwinになれる三つ目の案を探しましょ!」というのがこの本のテーマ。

お互いの考え方がぶつかりあい、どうしても「勝ち負け」を付ける形になりがちな関係性を、どうやってベストな方向に導いていけばいいのか――。

本の中でも頻繁に登場しますが、簡単にいえば「シナジー」の構築法とでもいえばいいでしょうか、そんなことが書かれています。

まあ、「シナジー」というとすでに使い古された感もありますが、本書の中では、「良好なシナジーの形成のしかた」を、数多くの具体例とともに解説してくれていて、なかなか読みごたえのある内容になっています。(ページ数も500超ありますし。。。)

大切なのは、相手を深く理解すること。

これは、先日、フェイスブックにも書きましたが、

「相手に全神経を向け、他のことをしながら話を聴かない。判断しない、評価しない、分析しない、助言しない、些末な問題とみなさない、同情しない、批判しない、喧嘩しない。相手はあなたを自分の側に引き込みたいわけではない。相手が必要としているのは、あなたが肯定的な関心を向けてくれることだけである」

なんて「傾聴のしかた」のアドバイスは、すぐに実践できて、しかも効果大だと思います。


…ちなみに、娘に早速試してみましたが、なかなかの好感触。

よく女の人は、「意見を求めているんじゃない、ただ聞いてほしいだけ」なんていいますが、

うちは、僕以外、みんな女子(?)ばかり。この傾聴法をしっかり頭に叩き込んでおきたいと思います!


そんなわけでいろいろタメになることの多いこの本。あえて難点をひとつ言えば、ベースとして『7つの習慣』を読んでいないと、なかなか理解に苦しむこと。


というわけで、興味のある方は、ぜひ『7つの習慣』から読んでみることをお勧めします!


…まあ、僕はある意味「コヴィー信者」みたいなもんですから(笑)、アテにならないかもしれないですけどね。。。

posted by もっぴ at 18:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
対立する両者を結び付ける手法は、一段高いところから論じる、というのがありますね。例えば、民主党も自民党も他党だって、「国民に幸せにしたい」という点では共通のはず。瑣末なことで対立したら、議論をこの「幸せにしたい」へと高める。小異を捨て大同に就かないとコトは成就しません。

傾聴、これ大切ですよね。斜体で書かれたところ、ぜひ実践します!
Posted by 椿事 at 2012年03月07日 11:41
椿事さん、ぜひ実践してみてください!

つい反論したくなって、むずむずしてしまいますけど(笑)
Posted by もっぴ at 2012年03月08日 17:35
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