ライターとして独立して5年ほどになりますが、現在までに書いた宿の原稿は、きっと1000本を超えていると思います。
そんな経験を踏まえ、あらためて「いい宿」について考えてみました。
いい宿の条件は、ずばり「人」だと思います。
確かに豪華な設備や料理に心躍ることもあります。でも、それは宿を営む人たちがしっかりとしたサービスを行っているからに他ならないと思います。
ただ、この「人」が意味するのは、単にサービスを表すものではありません、何もべったりお客につかなくても、「あ〜、いいな〜」と感じる宿はたくさんあります。
要は、その人の「人間性」「心」の問題なのです。
同じ「ありがとう」でも人によって違います。同じ接客でも人によって違います。きっとそこには気持ちの違いが存在するんです。
「気持ちのいい宿」は「気持ちの込もった宿」なんです。
そんなことを考えながら、今も宿の原稿を執筆しています。
僕も気持ちを込めた仕事をしていかねば、とあらためて思います。
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