2012年12月06日

リブセンス。

タイトルがそのまま、社名です。

リブセンス<生きる意味> 25歳の最年少上場社長 村上太一の人を幸せにする仕事 [単行本(ソフトカバー)] / 上阪徹 (著); 日経BP社 (刊)

リブセンス<生きる意味> 25歳の最年少上場社長 村上太一の人を幸せにする仕事 [単行本(ソフ...

史上最年少の25歳で東証一部上場を果たしたリブセンスの社長・村上さんの今までを追った自伝的な一冊。『プロ論。』シリーズなどで有名な上阪徹さんが、平易な文体で、彼の人となりを紹介しています。

まあ、25歳で上場するぐらいですから、企業から上場に至るエピソードはそれなりに「すごい!」と感心するんですけど、あまたの成功者の自伝がそうであるように、そっくりそのまま真似すれば上場できるわけでもなく、自己啓発本に近い印象ですかね。

ただ、この本で印象的だったのが、村上さんのお母さんの存在です。トイレに新聞の切り抜きを張ったり、ガイアの夜明けやカンブリア宮殿を小さい頃から一緒に見ていたり、創業時には両親がぽん!と150万円を渡していたり…と、親なくしては彼の成功はなかったと断言できるほどの貢献ぶりです。

果たして、自分の娘が「起業したい!」といって150万円を渡せるのか。お金の話じゃないですけど、子供の成長を促進するのか、阻害するのかは、結局親次第なのかな、なんて感じたりもしました。

うちの教育方針も「自由放任」ではありますが、上場企業の社長とはいかないまでも、本人がやりたいことを静かに見守ってやれるような、そんな「できた親」になりたいものです。

posted by もっぴ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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