もちろん僕も後ほど一票を投じてくる予定ですが、
実はまだ、誰に、どの政党に票を入れようか、決めあぐねているというのが正直なところです。
先日、中日新聞を見ていたらこんな記事が載っていました。
「若い人には、1人5票を与えてもいいんじゃないか」。
正確な記事の内容は忘れてしまいましたが、若者向けの政策をもっと厚くするために、
もっと影響力を持たせてはどうか、といった趣旨だったと記憶しています。
実は、このブログでもちょくちょくこの「投票」がらみの記事を書いていますが、
「1人5票」というアイデア、なかなか面白いなと思います。
今の政治は、どう考えても、人数が多くて投票も高い高齢者に手厚くなっています。
ただ、これをどれだけ批判したとしても、
政治家のみなさんにとって、多くの票を持つ層を味方にできるという
大きなインセンティブが働くわけですから、どうしようもない気がします。
そう考えると、若者が1人5票を持ったら、おそらく政治もガラリと変わるでしょうね。
目先のことばかり考えるのではなく、もっと「将来を見据えた政治」になるはずです。
そこで、僕もちょっと考えました。
どうせなら、年齢別の「平均余命」に応じて投票数を付与する、というのはどうでしょう?
今後、日本で暮らしていくであろう「残りの年数」に応じて、選挙への影響力を持てるようにするのです。
今の投票システムだと、数年でお亡くなりになるかもしれないお年寄りと、
今後の日本を60年あまり担う20代の青年とが、同じ票数を持つことになっているわけですから、
時間の概念から考えると、なんだかあまりに不公平な気がしますよね。
(子供や孫の未来のために、一票を投じてくれるお年寄りが多いことを祈るばかりです…)
世界に類を見ない、人類史上最悪の「超高齢社会」をひた走る日本ですから、
こんな画期的な選挙システムを導入したら、「おお!すげぇ」なんて各国から称賛を集めそうですけど。
…なんて、勝手な妄想をしてみましたが、
とにかく、政策を若者向けにシフトさせるためには、「若者の投票率」がカギだと思います。
誰でもいい。どんな政党でもいい。まずは「票数の圧力」を見せつけることが大事。
最近は、そんな風に考えるようになりました。
20代・30代の「選挙なんて、どうでもよくね?」なんて方々。
まずは一緒に選挙に行きましょう!
将来の自分や、子供たちのためにも。
…あんまりキャラじゃないですが、選挙のお話でした。
【関連する記事】
ヨーロッパのある国では、確か妊婦とか○歳以下のこを持つ親は、投票権が2倍とか読んだことがあります。2人を抱えている、というわけです。
小宮一慶さんは、納税額に応じて法人にも投票権を、という言い方をしていますね。ところで、東証一部上場企業の、実に半分以上が所得税を納税していないとか。わざと赤字のグループ会社を作り、連結でトントンにすることで納税を免れているのです。そんなわけで、赤字か黒字に関係なく、事業規模の大きさに応じて負担させようという外形標準課税が見直されているんですよね。
いずれにせよ、財政も家計も、ジャブジャブお金を使えない時代だから、賢くやるしかないですね。
連結でトントンにして納税を逃れる! 上場企業でもそんな手を使ってるんですね。そうでもしないと大変、ということなのかもしれないですが。
なかなか大変なご時世ですね。円安になって日本再浮上…なんて簡単な話ではどうやらなさそうですし。