2013年05月08日

儲かる農業。

まだまだ書きます、読書ネタ(笑)。

儲かる農業―「ど素人集団」の農業革命 (竹書房新書) [単行本] / 嶋崎 秀樹 (著); 竹書房 (刊)

儲かる農業―「ど素人集団」の農業革命 (竹書房新書) [単行本] / 嶋崎 秀樹 (著); 竹...

GW明け2日目です。みなさんはどうですか、世間的には五月病なんて言われる時期なんでしょうが、僕はかなり好調! …まあ、以前から悩まされてきた花粉症が「アレグラ」(正確には、そのジェネリック薬)で収まっているのが大きいのかもしれませんが。

もしかしたら、五月病は花粉症が原因では?なんて話もあるそうですから、最近になって花粉症が解明されたというだけで、以前から「五月病」という名で存在していたのかもしれませんね。花粉症をひどくするという黄砂は昔から日本に降ってきてるみたいですし。

さて、GW明け一発目も、やっぱり読書です。いつまで続くの?という感じもしますが、まあ、本だけは結構読んでいるもので。まだまだネタはありますよ! プロフィールに年間300冊!と書いているのがウソにならない程度には(笑)

前回の予告通り、今日はビジネス書から。トップリバーという会社の社長さんが書いた『儲かる農業』という本です。昨年末に新書版を購入したのですが、ずっと眠っていたので最近改めて読んでみました。

内容はもちろん農業。この社長さん、以前、村上龍さんが司会する番組『カンブリア宮殿』にも出演し、たちまち話題となった農業界の風雲児。いわゆる新規参入組であります。

本のなかでは、いかに農業が閉鎖的で、いかに立ち遅れた業界なのかを解説。そして、社長がそんな業界に風穴を開けようと奮闘する様が描かれています。

本によれば、すでに現場作業に立つことはほとんどなくて、実作業は社員さんが行っているみたいですね。経営者としてマネジメントに徹している、といった感じでしょうか。

このトップリバーでは、社員の福利厚生はもちろん、給与も民間企業並みか、それ以上を支給する厚遇ぶり。ただ、その分、農繁期は朝4時出勤が当たり前で、ハードさもかなりのもののようです。

もちろん、農業に参入したものとして、学ぶべきことは多いのですが…、

ただ、僕の目指す農業はこのスタイルではないかな、と。大規模化にまい進するよりも、個人の農家として、もっと効率よく利益が上げられるシステムを作り上げるのが僕の目標です。僕がやってるタマネギ採種というのは、おそらくこれができる、と思いますから。(まあ、5年後、10年後は分かりませんけど。。。)

個人的には、やはり、就農のきっかけを作ってくれた、『農で起業する!』のスタイルが好きかな。

農で起業する!―脱サラ農業のススメ [単行本] / 杉山 経昌 (著); 築地書館 (刊)

農で起業する!―脱サラ農業のススメ [単行本] / 杉山 経昌 (著); 築地書館 (刊)

農で起業!実践編 [単行本(ソフトカバー)] / 杉山 経昌 (著); 築地書館 (刊)

農で起業!実践編 [単行本(ソフトカバー)] / 杉山 経昌 (著); 築地書館 (刊)

収益性の高い作物に目を付け(著者の場合は、ブドウ)、徹底的に無駄な作業を省いて労働時間を短縮。さらに、体験農園、贈答用、加工品…などと、数段構えでB級品を含めたブドウを売り切る販売システムを構築。売上は1000万円弱に押さえ(消費税を納税しなくていい!)、税金的にも効率のいい売上の範囲内に収める。これが「豊かな人生」という意味では、やっぱり理想の就農のあり方かな、と。

以上、農業本のご紹介でした(笑)。

…すみません、一般の人には全く分からん話ですね。。。

posted by もっぴ at 20:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いえいえ、一般の方にも十分おもしろ話ですよ。
Posted by 壁際椿事 at 2013年05月09日 09:41
壁際椿事さん、コメントありがとうございます!

そうですかね〜。だといいんですけど(笑)。最近、農業がまた注目されているので、興味を持ってくれる人が増えるといいなと思いますが。
Posted by もっぴ at 2013年05月10日 16:22
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