今日は、あえて、そんな農業がらみのお話です。
農業に従事する方はもちろん、農業に全く縁のない方でも、農業が抱える深刻な「高齢化問題」はご存知の方も多いと思います。
僕が3年前から所属している「木曽川町玉葱採種組合」でも、例のごとく高齢化が進んでおりまして、トップの組合長は80歳以上、その下も70歳代が続き、僕のすぐ上の先輩は60歳代です。僕が思いっきり平均年齢を下げて、なんとか平均年齢60歳代ぐらいでしょうか(笑)
そんな組合の目下の課題が、「新規就農者の獲得」です。というわけで、昨日は新規就農者獲得プロジェクト第一弾として「タマネギ採種見学会」を企画・開催することになりました!
普段、一般企業の人事担当者さんにお話をお聞きすることは多いのですが、採用方面の説明会を自分で主催するなんて初の体験。まあ、そつなくこなしたつもりですが、20数名の参加者の方に、どれだけうちの組合の魅力をお伝えできたのかはちょっと心配です…。
でも、説明会後、早速僕に駆け寄ってきて「やりたいんですけど!」と話してくれる20歳代の若者がいたり、前向きに就農を検討してくれそうな30代の方もいたりで、まずまずの成果だったかなと思います。
まあ、説明会はあくまでスタートライン。本当は今後のフォローが大事なんでしょうね。それにしても、就農3年目にして、組合員の採用活動(?)を担当することになろうとは…。社員を雇うのではなく、いきなり独立・開業という話ですから、資金面でのリスクに敏感な方も多く、就農者獲得はそんなに簡単じゃないと思います。
でも、地域の伝統を守るため、ひいては、日本の農業の未来を明るくするため、ちょっぴり頑張っちゃいますよ!! (…お!大きく出た!!)
…その前に、先輩として、しっかりタマネギの種も収獲しないと…ですが。。。がんばろ。
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