2013年10月14日

あした死ぬかもよ?。

自己啓発本の王道、ですかね。

あした死ぬかもよ? [単行本(ソフトカバー)] / ひすいこたろう (著); ディスカヴァー・トゥエンティワン (刊)

あした死ぬかもよ? [単行本(ソフトカバー)] / ひすいこたろう (著); ディスカヴァー・...

どれぐらい前から乱読し始めたかは定かではありませんが、すでにかなりの数の自己啓発本を読んでいる「プチマニア」な僕。この手の本、古典的な名著から最近の話題作までいろんなものがありますけど、今や手に取るものは高い確率で「どこかの本の焼き増しだよね」的な代物になってしまいまして、最近ではさらりと立ち読みする程度で済ませることが多くなっています。

そんな自己啓発ジャンルですが、ふとコンビニの雑誌コーナーに置いてあるのを発見し、読んでみようかなと思ったがこの本、『あした死ぬかもよ?』です。

もうタイトルが直球なので、あえて説明するまでもない感じですが、ざっくり一行でまとめれば、「明日死ぬかもしれないんだから、悔いのないように今を精いっぱい生きよう」。こう書いてしまうと、身も蓋もないですね…。でも、このメッセージを手を変え品を変え説明していく、といった一冊です。

もし明日死ぬとしたら、あなたはやり残したことはないですか? 後悔はないですか?

最初に自己啓発本の世界に浸かった当初は、そんなメッセージに僕も考えさせられる部分が多かったです。ただ、最近は「だからといって、全く後悔のない人生というのは、無理なんじゃないかな」と思うようになりました。

死ぬことを意識して100%悔いのない人生を送るというのは、どうしても短期的な人生設計になってしまって、それはそれで問題があるんじゃないかな、と感じるからです。

もちろん、突然明日死ぬとなった段階で、「俺の人生は0点だったな」なんて思うのは嫌だし違うと思いますが、それでも100点だと思うのは無理でしょう。

せいぜい80点ぐらいかな。まあ、合格点を取れればいいかな、なんて思います。

「100%悔いなく生きる」と意気込むより、「80点ぐらいでいいかな」と思って過ごす方が、気持ちにも余裕がある感じがしますし。

「悔いのない人生」も、「ほどほど」がよさそうですね。


…なんて思うのは、僕もだいぶ歳を取ったからかなぁ〜。。。


と、かなり脱線しちゃいましたが、自己啓発本に触れたことのない人には、入門書みたいな感覚で手軽に読めていい一冊かもしれません。特に、今の生き方になんとなく不安や不満を抱いている人には。

posted by もっぴ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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