お盆期間中から色々と仕事が立て込んでおりましたが、
やっと少しずつ日常生活に戻りつつあります。
今週末には、たまった原稿がひとまず片付きそうです。
さて、そんな中、家族からの猛烈な
「どこかに連れていけ!」圧力に屈し?、
先週末は、静岡・富士宮市にある
朝霧高原という場所に行ってきました。
富士山のふもとの辺りにある高原で、
そこのキャンプ場に宿泊したわけなんですが、
当日は、ありえないぐらいの土砂降りの雨。。。
奥さんの機転で、雨をしっかりしのげる
テラス付きバンガローに予約してたからよかったものの、
そうでなかったら、何にも出来ずに退散する勢いでした。
さて、そんな調子だった富士山麓旅初日ですが、
せっかくなら富士山の姿を拝んで帰りたいよね、
というわけで、夕方に向かったのは、「浅間大社」。
今やすっかり「やきそば」で有名な富士宮市ですが、
そんな富士宮市の名前の由来になったのであろう、
浅間神社の総本宮こそ、この「浅間大社」です。
実はこの神社、個人的にすご〜く思い入れのある場所です。
サラリーマン時代、営業マンをしていた僕は、
1年あまり静岡市に住んでいたのですが、
その頃、2カ月間ほど営業を担当していたのが富士宮市。
なかでも、この浅間大社への飛び込み営業こそ、
今でも鮮明に覚えている一番の思い出です。
ちなみに商材は、KDDIの法人向けの割引回線。
当時、巷では「マイライン」というのが導入された時期で、
その契約を取り付けるため、僕は無謀にも
あの浅間大社の社務所に、飛び込み営業をかけたのでした。
で、担当者から返ってきた言葉は、、、
「ごめんなさい、うちは富士山の頂上まで
NTTさんに電話回線を引いてもらっているので…」
そりゃ〜無理です(笑)。
富士山の山頂への電話が、
僕のせいでつながらなくなってしまったら
それこそ僕も困ります。
いきなりの訪問にも関わらず丁寧に理由をご説明いただき、
こちらをねぎらっていただいたその姿勢に、
なんだか恐縮しきりでした。
浅間大社に飛び込み営業をかけるなんて、
いかがなものか?という是非論はあるにせよ、
当時は、がむしゃらに頑張っていたんだなぁ〜と、
懐かしい気分に浸った、久々の浅間大社参拝でした。
次の日、浅間大社でのお祈りが通じたのか、
ちょっとだけ頭を見せてくれた富士山。
これでまたしばらく、仕事に精を出せそうです。
ちなみに、キャンプ場では、
バンガローのテラスで原稿を執筆しておりました。
お盆明け、これを取引先の女性編集者さんに話したところ、
「信じられない!」と呆れられたのは、
言うまでもありません(笑)
そんな僕の姿を見ながら、
「平井家のキャンプらしいよね」と笑う奥さんに
せいぜい感謝したいと思います。。。
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