師走の忙しい時期になんでだよ!とも思えなくもないですが、
いよいよ総選挙の火ぶたが切って落とされそうですね。
争点はどうやら「消費税延期の信を問う」ということのようですが、
それ以外にも、集団的自衛権とか、
特定機密保護法とか、原発再稼働とか、
今までの安倍政権のもろもろを総点検する格好の機会となりそうです。
ところで、みなさんは、選挙に行きますか?
実のところ、僕自身も20歳代前半は、
「そんな、なんも変わんねぇし、めんどくさい!」派だったのですが、
今はきちんと行くようにしています!
僕が選挙に行くのは、
どの政党を支持したいか、ということより、
なんとか若者の投票数を上げられないか、と思うからです。
このブログでも散々書き続けているように、
今の日本は、どう考えたって「高齢者偏重社会」です。
「お年寄りは大切に!」という道徳観も大切ですが、
制度的には、むごいと思えるぐらい「子供<老人」なのが実情です。
この「諸悪の根源」は、いったい何なのか?
それはひとえに「若者の投票率の低さ」だと個人的には思います。
もちろん、政治家は志の高い方々の集団だと信じたいところですが、
選挙を前にして、受かりそうな政党にいきなり鞍替えしたりと、
保身のための節操のなさを見るにつけ、
どうやらそれを望むのは難しいだろうな、なんて思います。
そんな、政治家さんたちが欲しいもの、それはやっぱり「票」です。
となれば、より多くの票を持っている高齢者におもねるのは
まあ、当然の帰結でしょう。結果、選挙権を持たない子供と、
投票になかなかいかない子育て世代は、ないがしろにされてしまいます。
これから日本で長く住み続けるのは、子供たちです。
子供分の投票権を親に与えるのがいい!という意見もあるようですし、
個人的には、平均余命が多い人ほど、たくさんの票を持つような
投票システムになればいいんじゃないかと思っていますが、
少なくとも、現行制度上は、若い世代が劇的に投票率を上げるしかない。
もし仮に90%くらいになれば、
さすがにその声は無視できないと思います。
ボランティア活動やデモなんかも大事だとは思いますけど、
やっぱり国を動かすための正攻法は、「選挙」だと思います。
もう少し、「未来志向の政治」に変わるためにも、
どうにか若者の投票率が飛躍的に上がりますようにと切に願っています。
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