2015年03月29日

キラキラ。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

先日、今度新しく担当することになった
社史の会社さんに初顔合わせのご訪問。
今までの歴史をかいつまんでご説明いただいたのですが、
その中で、インドネシアの人々の話が出てきました。

そこで話題に上ったのが、「キラキラ」という言葉。
インドネシア語らしいですが、
みなさんはどんな意味かご存知ですか?

日本では「キラキラ輝く」みたいな使い方をすると思いますが、
インドネシアの「キラキラ」は、
「だいたい」「おおよそ」といった意味の言葉らしいです。

インドネシアに一度も行ったことがない僕は、
当然のごとく知る由もなかったわけですが、
どうやらこの言葉が、そのままインドネシアの
おおらかな国民性を表しているんだそうな。

時間もキラキラ、何か問題が発生してもキラキラ。
とにかくアバウトで、がみがみ怒ることが少ない。
インドネシア人の印象をそんな風に語っていた担当者さん。

「確かに経済は進んでいるかもしれないけど、
いつも仕事に追われて、大変な思いをしている日本人より、
経済発展は遅れていても、家族や友人との時間を大事にし、
おおらかに生きているインドネシア人の方が、
なんだか幸せそうだよね」

なるほどなぁ〜。

このブログでも紹介した『パパラギ』もそうですけど、
経済発展=幸福、というのは一定まではそうだったとしても、
つまるところ、あまり関係がない気がしますね。

ただ、かといって経済発展を前提とした社会では、
うまく停滞させたり、後退させることの方が、
なかなか難しい決断だったりするのかな。
やっぱり成長というのは、達成感があって気分がいいですからね。
結局は、成長の物差しを何にするのか、という問題なのかもしれません。

…ちなみに過去に書いた『パパラギ』の紹介はこちら→
忙しい毎日を一旦立ち止まって振り返ってみるには、
とっても良い一冊かと。もう古典の域ですがお勧めです。

まあ、僕の場合は、そんな忙しい毎日が
とっても楽しいと思っているので困りものですが(笑)

posted by もっぴ at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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