少年時代、野球をしていた僕にとって、
星野監督は、憧れのチームを率いる
神様のような存在だった気がします。
激高するシーンを見ながら、
その闘志に胸を熱くしたものです。
今では考えられないと思いますが、
1988年の日本シリーズでは、
小学校の担任の先生が
教室のテレビをつけっぱなしにして
クラス一丸で声援を送りました。
激しい鉄拳制裁も含め、
いろんなことが今よりもずっと
大らかな時代でした。
闘将が、この世を去りました。
もう叶わないと思いながら、
低迷が続く中日を建て直すには
この人しかいないだろうと
心の片隅で思っている自分がいましたが。
どうやら、永遠に叶わない
夢となってしまったようです。
落合中日もスゴかったし、
その頃にチームを取材できたことは、
僕の財産の一つだと感じています。
少年時代のヒーローだった
今中さん、山本昌さんに
インタビューできたのも
うれしかった。
でも、やっぱり、一度でいいから
星野監督とお話がしてみたかったなぁ〜。
心よりご冥福をお祈り致します。
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