2020年05月14日

緊急事態だからって、無茶はダメよ。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

新型コロナの新規感染も
ようやく落ち着いてきましたね。
5月末までだった休校要請も、
足元の愛知県では短縮されて
25日から学校が再開されそうです。

これで奥さま方の機嫌も
少しはよくなるかなぁ〜と。
3ヵ月連勤は大変ですよね…。
ホントにお疲れ様です。

さて、今日はもう1本、
近頃感じていることを少し。

非常事態だからって
無茶はいけないよ、というお話です。

あえて具体名は出しませんが、
4月上旬、うちの近所に
ケーキ屋さんがオープンしました。

コロナで大変だなと思いながら
少しでも援助になればと
すでに何度か足を運んでいますが、
最近ちょっと様子が変だな…と思っています。

連日のように
大勢のお客が押しかけているんです。

それだけ見るといいことのように見えますが、
どうやら、安い焼き菓子や
シュークリームばかりが売れています。

そして、それらのお客に配られているのが
6月から8月末までの3ヵ月間、
購入額の半額分の無料チケットを渡すというクーポンです。

他人の経営の口を挟むのは
それこそ大きなお世話ですし、
僕の取り越し苦労ならいいのですが…。

安い商品を買う→半額クーポンチケットをゲット
→6月からこのチケットを使いまくる…という
負の連鎖が生じていないかとかなり心配です。

しかも、クーポンに併用不可の記載がなかったり、
有効期限なしというものもあったり…。

残念ながら、
お客さんは善意の人ばかりじゃなくて、
うまく利用しようという人もいますから。

新型コロナの中で、なんとか頑張ろうと
色んな策を講じること自体は
もちろん何ら悪いことではありません。

でも、きちんと設計せずに
勢いで始めたサービスが
自らの首を絞めることだって考えられます。

例えば…

当面の売上を確保するため
前払いチケットを割安で販売したとしたら、
それは、解除後の売上を先食いしているだけで、
割引販売の反動が必ずやってきます。

テイクアウト販売もいいですが、
僕は元お総菜屋さんの息子なので
この時期はコロナ以上に食中毒が恐いです。
それほど売上が見込めないのであれば、
やらない選択の方が賢明かもしれません。

「こんな時期だからいいですよ」と
無料&安価で請け負った
原稿や撮影、デザイン作業が
解除後の作業の足枷になるかもしれない。


もちろん、経営に正解なんてないし、
「やって良かった」ということも多いはず。
だけど、余計なことをしない方が
優れた戦術だということもあるわけです。

くれぐれも無茶をすることなく、
解除後の動きを妨げないような
手を講じたいものですね。

posted by もっぴ at 19:00| Comment(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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