どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
このブログの「読書」のカテゴリーを改めて見返してみたら、最新の更新は、なんと2020年5月!
「もう3年以上も書いていないのか…。こりゃいかん!」と思い至りまして、今日は最近読んだ本について書いてみようかなと思います。
近頃読んで気に入ったのは、こんな本です。
『TIME OFF』
サブタイトルは、
働き方に"生産性”と”創造性”を取り戻す戦略的休息術
TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術 - ジョン・フィッチ, マックス・フレンゼル
一言で言うと
「ちゃんと休もうね。
色々メリットあるから」
ということを、あらゆる角度から書いた一冊になります。
アリストテレスから"ときめき”で人気の近藤麻理恵さんに至るまで、時代を超越したさまざまな分野の著名人のメッセ―ジを引用してきて、「余暇」や「休息」などについてじっくり考察しています。
本書によるとアリストテレスは、
「仕事の忙しさに現(うつつ)を抜かし、仕事を行うための余暇になっているとすれば、実りある人生を送るためのひらめきも、文化や社会に貢献しようというやる気も湧かない」
と言っているそうです。
「仕事を行うための余暇」かぁ〜。なんだか耳が痛い…。
僕は根っからの仕事人間なんで、どうしても「休み=仕事のための休息」と考えてしまいがちだけど、歴史に名を残すような人はやっぱり考え方が違いますね。
実りある人生を送るためにも、「純粋な余暇」を満喫できるような心の余裕を持ちたいものです。
本書の後半には、AI時代の働き方についても書かれていて、そのあたりが気になる方にもお勧めの一冊だと思います。
2023年06月11日
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