2023年07月02日

大人の助言なんて信用ならない。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

先日、日経新聞の夕刊に
絵本作家の五味太郎さんの記事を見つけました。

子どもが小さい頃には
『きんぎょがにげた』など
たくさんの作品でお世話になりました。

そんな五味さんが
デビュー50周年を迎えたそうです。

絵本だけで作品数は400冊以上。
これを見せたいという一貫したテーマはなく、
「描けたから誰かに見せたい、というだけ。
目的や目標地点は全くない」と語っています。

なるほどなぁ〜。

「誰かに見せたい」

最近、僕はこういう初々しい感覚を
少し忘れがちになっているかもしれない。

感銘を受けた言葉は、その他にも。

大人は子どもを導こうと、あれこれ手を出してしまうが「アドバイスなんてほとんど合っていない」と一蹴する。「時代はシステムは変わる。コンピューターを一生懸命勉強しても、成人する頃にどうなるかわからない。だから『元気でね』としか言いようがないじゃない?」
<日本経済新聞 2023年6月26日夕刊より>

僕も我が子には、極力あれこれ言わず、
「元気でいてくれればそれでいい」と
必死でこらえているつもりですが、
それでも色々と口を出しちゃうんだよなぁ。

子どもたちを「一人の人間」として
ちゃんと尊重してあげられる。
そんな「いい大人」になりたいものです。

posted by もっぴ at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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