2023年08月13日

戦争が青春の1ページ。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

農業を始めることになって
もう10年以上が経ちますが、
面白いな〜と思うことの一つが
「お年寄りの話を聞くこと」です。

田んぼのど真ん中で
1時間ほど話すこともしばしば。
「どこにこんな体力があるんだろう」と
不思議に思うおじいちゃんもいたりします。

で、話題になることが多いのは、
やっぱり「戦争のお話」ですね。

90歳を超えた農業のお師匠さんからは、
空襲のお話を何度か聞かされました。

岐阜の学校に自転車で通っていると、
実家の方で空襲があったと。
急いで一宮方面に帰ってくる途中、
頭上から爆弾が降って来たそうです。

田んぼに積まれた藁の中に
飛び込んで難を逃れたそうですが、
一歩間違えれば死んでいたとのこと。

武勇伝を自慢げに語る師匠は、
いつも以上に生き生きとしていました。

僕らが子ども時代を語る時は、
学校の授業とか、部活動とか、
漫画やゲームなどの趣味の話とか、
そういった話が中心になりますけど、
80〜90代の人たちにとってみれば、
まさしく「戦争」こそが
「青春の1ページ」なんだよなぁ〜。

そう考えると思わず話が弾んでしまうのも
当然なのかもしれません。

これからも、田んぼのど真ん中で
「青春時代の思い出話」を
色々と聞いてみたいなと思います。

posted by もっぴ at 04:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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