どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
毎年1月は、農作業も比較的落ち着いていて
ライター業ものんびりスタートが多いんですが、
今年はなんだか年初からフルスロットル。
さすがにちょっと疲れてきたので
この週末は休養中心で過ごしていました。
久しぶりにまとまった時間を
読書に充てることができたんですが、
今日読んでいた本のうちの一冊がこちらでした。
静かな働き方 「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す (日本経済新聞出版) - シモーヌ・ストルゾフ, 大熊 希美
タイトルは『静かな働き方』。
〜「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す〜
という副題がついているんですけど、
まさにその通りの内容になっています。
仕事だけで人生が決まるわけじゃないけど、
どうしても現代社会では、
「仕事=アイデンティティ」という
構図になりがちです。
だから、猛烈に働いてしまうし、
仕事を失うと大きな喪失感に苛まれる。
本書が指摘している通り、本来的には
仕事は単なる生活の糧であって、
それ以上の意味はなかったはずなんですけどね。
「やりがい」という言葉で
うまく労働者を低賃金で働かせる
資本家たちの作戦ということでしょうか。
僕も、この本でたびたび登場する
「仕事主義者(ワーキスト)」に
どっぷりはまってしまっている一人。
仕事一辺倒ではダメだよなぁ〜と思いつつ、
「仕事が趣味」という言葉にかまけて
ついつい働きすぎてしまいます。
なので、たまにはこういう本を読んで
適度にデトックスするようにしているわけですが。
仕事を頑張るのは大事だけど、
かといって、頑張りすぎても
人生が豊かになるとは限らない。
「ほどほど」って大切だけど、難しいですね。
2024年01月28日
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