2014年09月04日

au WALLET。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

もうIDO時代からずっと使い続けている生粋のauユーザーということで、かなり遅ればせながらですが、au WALLET、使い始めました。

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もちろん目的は、お得なキャンペーンを活用するため。

このau WALLET、ネット銀行の「じぶん銀行」からチャージすると、入金額にプラス5%が上乗せされるキャンペーンを年末まで実施しているんです。

まあ、ご存知の方も多いと思いますが…。

で、実際、使ってみた感想。

スマホの操作が得意とはいえない僕ですけど、正味5分くらいでチャージ完了。

2万5000円で、2万6250円分がきちんとチャージされておりました。

こりゃ、使わない手はないかも。

5分で1250円とすると、時給は1万5000円!最初の申し込み手続きはそれなりに手間ですが、限られたお小遣いでやりくりしているパパたちにとっては、なかなかありがたい存在かと。


もちろん、チャージ金額が増えたからって、無駄使いまで増えてしまったら何の意味もないのでご注意を!

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2014年07月06日

年金崩壊の「その後」を考えてみる。

どうやら年金は、もうアカンみたいですねぇ〜。(遠い目)

先日、6月3日に厚生労働省が発表した「財政検証」によれば、
30年後の国民年金の給付額を現在価値に換算すると、
満額で月額4万円ぐらいになるんだそうな。

月額4万円…。厳しい、厳しすぎる…。

今回の財政検証で、悪い予測を発表したことは
「評価に値する」と見る向きもあるようですが、
30年後、「あの時、ちゃんと悪い予測も出したでしょ!」と、
責任逃れするための発表になっている感じがモロに伝わってきます。

遺族年金とか障害年金とかもありますから、
若い世代にとって意味のない制度とは言えませんが、
私たち30代が老後を迎えた時には、
全くアテにならない代物になっていることは、
ほぼ間違いなさそうです。

…で、それで、です。

年金制度が崩壊するのはしょうがないとして、
肝心なのは、破たんした「その後」をどうするか。
これだと個人的には思います。

「年金やばい!」という議論は
そこらじゅうで行われている気がしますが、
「じゃあ、生き延びるためにはどうするのよ!」という話って、
真剣に議論されていないと思うのは、気のせいでしょうか。

年金ナシで、どうやって死ぬまで食っていくの? 
これって結構大変なんじゃないかと思います。

そこで、ちょっと考えてみました。
年金ナシでどうやって生き延びていくか。


●年金に代わるだけの金融資産を残しておく。

サラリーマンの選択肢としては、これが一番なのかなぁ〜。
厚生年金であれば、国民年金みたいに
月額4万円みたいなことはないだろうし。
それでも、かなりの金額を貯めておいたうえで、
「円」がべらぼうに安くなってしまうリスクも考えて、
海外通貨や通貨以外の資産にも分散しておく必要がありそう。

●死ぬまで働く。

お金が貯められない人は、これが現実的な選択肢かも。
ただ、今のような資本主義の世の中で、
果たして死ぬまで働ける就職先があるのかどうか…。
定年起業じゃないけれど、自分で仕事を作る働き方など、
サラリーマン以外の方法を模索する必要は、
大いにありそうな気がします。
現実問題、再雇用ってめちゃめちゃ賃金安いみたいですしね。
それでも、働ければマシ、なのかも。

●自給自足で食いつなぐ。

すべてのモノにお金を使う考え方を捨て、
要るモノは自分で作る。
もしかしたら、こういった考え方も必要かもしれないですね。
個人ではなく、グループを組んでシェアする発想でいけば、
災害などの有事にも助け合うことができて良い気がします。
太陽光発電とか、雨水の利用とか。

●子どもをたくさん産み育て、面倒を見てもらう。

これはこれで、仲が良ければ幸せな人生ですね。
待機児童問題もイクジイ&イクバアがいれば、
へっちゃらなわけで。
ただ、二世帯、三世帯住宅の濃厚なやり取りがあるので
お婿さんやお嫁さんは、なかなか大変な気がしますけど(笑)
いざこざは人生の常ですから、なかなか難しい選択肢でしょうが。

●狩猟採取生活へと大胆にシフトする。

このブログでも、以前に紹介しましたが、
路上生活者にスポットを当てた
『ゼロから始める都市型狩猟採取生活』という本によれば、
粗大ゴミからレアメタルを収集して、月収30万円も可能らしいです。
…と、ここまで極端な話じゃなくても、
これから膨大に増えるであろう田舎の空き家に住み、
それなりの知識さえ蓄えておけば、山海の旬の幸を必要な分だけ
採取しながら暮らすことは十分にできちゃうかも。

…と、考え出してみると、意外にありそうですね、「年金以外」って。


以上、日曜日の朝に「年金のない未来」を少し考えてみました。
でも結局のところ、「ある未来」が来てほしいですが。


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2013年09月05日

NISA。

今日は趣を少し変えて、マネーのお話。(これでも一応、ファイナンシャルプランナーなもので)。

最近、NISA(ニーサ)という言葉を目にする機会が多くなりましたね。

なんのこっちゃ?という方もいるかもしれませんが、これは「少額投資非課税制度」と呼ばれるもので、イギリスにある同様の制度「ISA」を真似て、来年1月から新たにスタートする制度のこと。

すご〜く簡単に言うと、一定金額の範囲内で、株や投資信託で儲かったお金への税金を非課税にしましょ、という制度です。

僕自身も、できればNISAをうまく利用したいなと思っているんですが、なにしろ制度がややこしくて不便。開設できる口座はひとつ、金融機関の変更は不可、さらに他の口座との損益通算・損失の繰越控除不可…だと、今までの「20%→10%の軽減税率」のほうがメリットが大きいのでは?(まあ、軽減税率が無くなるのでしょうがないけど)

また、非課税ということでいえば、所得控除の対象になる「確定拠出年金」もありますし、自営業者なら同じく所得控除の対象になる「小規模企業共済」の方が便利だったり。もちろん所得の多寡によって選択肢は変わるでしょうが、投資の非課税をあてにするより、より確実な所得控除でメリットを享受した方がいいのでは?…なんて考えるのは、僕が所詮、投資額の少ない一般庶民だからでしょうか。

ともあれ、来年からスタートするNISA。金融機関の口座獲得合戦が激しさを増しつつありますが、目先にちらつく非課税に目を奪われるのではなく、自分に合った選択肢をきちんと見極めたいものです。

…と、ちょっと真面目なお話でした。

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2012年06月30日

クレジットカードを使えば、無料で買えるんだよ。

先日、4歳の娘が欲しい!というので、

100円ショップで、「お買いものセット」を購入したんですが、

コピー用紙の「こども銀行券」やプラスチック製硬貨に加えて、

クレジットカードなるものが同封されていました。


で、先日、ふと、娘たち2人のおままごとの様子を見てみると、


なにやら、おもちゃのケーキを持った下の娘の耳もとで、

上の娘がこっそりささやいております。


「クレジットカードなら、なんでも無料で買えるんだよ。」


おいおい、どんなおままごとやねん。。。



やばい、きちんとしたお金教育をせねば…。

でも、クレジットカードにハサミをいれたら、やっぱり号泣するかな〜。。。

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2012年06月24日

保険商品、初の比較広告。

新聞記事によれば、どうやらオリックス生命が、25日から比較広告を掲載するようです。

比較広告とは、他社との比較をして自らの商品の優位性を示す広告のこと。

業界内の慣例で、こうした保険の比較広告は敬遠されてきたみたいですが、

今回、初めて生命保険でこういった広告が実現するとのこと。

同じようにインターネットで販売を行う生命保険会社2社と、

年齢ごとに料金を比較し、どちらの保険料が安いかを分かりやすく表示するらしいです。


比較対象は、「ライフネット生命保険」と「ネクスティア生命保険」。

どちらもネット販売・低料金で支持を集める新興の生命保険会社です。

さ〜て、誌面で繰り広げられる、ネット生保のガチンコ勝負。


ファイナンシャルプランナー的には(一応、有資格者)、25日の広告は、なかなかの見ものです。

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2012年03月08日

県民共済vsネット生保。

昨日、家のポストを開けてみると「県民共済」のパンフレットが入っておりました。

というわけで、久々のマネートークは、「県民共済」に関するお話。


この県民共済、民間の保険に比べてとても割安なことで知られていますが、

とりわけメリットが大きいのは、年齢の高い方で、しかも男性。

通常、生命保険というのは、年齢が上がるごとに掛け金が高くなるものですが、

なんとこの県民共済、満18歳〜満59歳まで、掛け金と保障額が変わらないのです!


…まあ、その分、若年層には割にあわない商品である可能性が高くなるわけですが。。。


で、ふと疑問の思ったのが、

「この県民共済、果たして何歳からお得になるのか?」

そこで、ちょっと調べてみました。



県民共済と比較するのは、最近話題にのぼることの多い「ライフネット生命」。

ネット専門で販売を行う生命保険会社だけに、ウリはなんといってもその「安さ」。

これは「県民共済」と対決させるのにもってこい!というわけで、早速試算してみました。


県民共済のパンフレットによれば、平成22年度の割戻率は「28.40%」

これは、一旦支払った掛け金から、後日払い戻される金額の割合のこと。

この数字は、毎年変動があるみたいですので、仮に「25%」にしてみました。


で、肝心の「県民共済」の「掛け金」と「保障額」は、

総合保障4型(月掛け金4000円)に設定。

これで、病気で死亡した際、800万円を受け取ることができます。


先ほどの割戻率を考慮すると、月の掛け金3000円で、

万が一の時には、800万円の保障額が確保される、ということになります。



対する「ライフネット生命」。こちらはネット上で保険料を試算できます。

というわけで、

月3000円までの掛け金で、800万円の死亡保障を受けられるのは一体何歳までなのかを、

徐々に年齢を上げていきながら調べてみました。



結果、設定の加減で厳密な数字は出しづらいものの、

ざっくりと、男性の場合、40歳前後、 女性の場合、55歳前後、

このあたりで、ネット生保の商品性を、県民共済が上回るようになります。



ちなみに僕は、「医療保険はいらないのではないか?」と考えていますから、

今回の試算には、県民共済の医療保険部分はまったく加味しておりません。


また、県民共済の場合、病気以外(交通事故)で死亡した場合には、

さらに大きな金額の保障額が支給されることになります。


こう考えると、もう少し早い年齢で「県民共済」に加入し、

死亡保障の金額が足りない分は、

ネット生保などの割安な保険で上乗せする、というのも有意義な選択肢かもしれません。




…というわけで、今回のお金の講義はこのへんで。

何かと分かりづらい生命保険ですが、

一生を考えると、マイホームと並ぶぐらいに高額な買い物になりますから、

もっといろんな人に興味を持ってもらえるといいなぁ〜と思います。

posted by もっぴ at 17:32| Comment(2) | TrackBack(0) | マネー・FP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月15日

カード付帯のロードサービス。

昨晩から、愛車である軽トラの調子がおもわしくなく、

今朝はついに、エンジンがまったく掛からなくなってしまいました。

たぶんバッテリー上がりだとは思うんだけど、あいにくブースターケーブルも持ち合わせていない…。


そんな僕の心強い味方が、「ENEOSカードS」というENEOS発行のクレジットカードです。

このカードのポイントは、「ガソリンの割引」だけでなく、「24時間対応のロードサービス」が無料でついているところ。

年会費は1315円になっていますが、初年度は無料。そして次年度以降も、ENEOSのサービスステーションを年1回以上利用すれば、年会費無料になります。

ENEOSのガソリンスタンドがお近くにない方は別ですが、要するに、実質的には年会費無料で24時間対応のロード―サービスを受けられるわけです。

…というわけで、カード付帯のロードサービスを利用し、20分後には軽トラのトラブルを解消! カード本人に付帯したサービスですから、クルマを限定せずに使えるのも大きなメリットですね。

まあ、バッテリー交換が必要になりましたので、結局は高くついてしまいましたが(笑)

posted by もっぴ at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | マネー・FP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最強クレジットカード、消滅!

ちょっとファイナンシャルプランナーっぽい記事をひとつ。

最近、テレビや雑誌でも“最強クレジットカード”として「漢方スタイルクラブカード」が注目されていますが、

※ちなみに、このブログでもちらりと紹介しております。
記事リンク→「最強クレジットカードはどれだ?

実は、僕が持っている中で最強の還元率が話題ですが、この「漢方スタイルクラブカード」ではなく、「K−POWERカード」というクレジットカードです。


漢方スタイルクラブカードは、1.75%という高い還元率を誇りますが、K−POWERカードは、なんと、最高還元率6%以上という驚異の還元率を誇っています!

では、なぜこの「K−POWERカード」が紹介されないのか? リボ払いを絡めたウラザワを使っていることもありますが、一番大きな理由は、すでに新規の募集が終了しているから。

そして、先日の案内によれば、今年の8月15日をもって、サービスが終了することになりました。。。残念。

でも、冷静に考えれみれば、当たり前ですよね。1万円使って600円以上戻ってくるなんて、いくらなんでもスゴすぎますから。そりゃ、カード会社も維持していけません。


今まではこの「K−POWERカード」に公共料金を一本化していたんですけど、サービス終了の案内にあった代替カードでは、ポイントサービスが急激に改悪される様子。

さて、どのカードに切り替えようか? やっぱり第一候補は「漢方スタイル」かなぁ〜。
posted by もっぴ at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | マネー・FP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月06日

最強クレジットカードはどれだ?

せっかくなので、お金がらみでもう一本。


最近発売された『日経トレンディ』で、大好物のクレジットカード特集が掲載されていたので、早速、購入して読んでみることにしました。


で、究極の1枚は、やっぱり予想通りの『漢方スタイルクラブカード』でした。


これをお読みの方にはご存知のない方もいらっしゃると思いますので少し解説しますが、

この『漢方スタイルクラブカード』は、薬日本堂という漢方の会社が発行するクレジットカードです。

で、このカードの最大の特徴が、驚異的な還元率の高さ。

最近のクレジットカードは、1%で十分に還元率の高いカードの部類に入りますが、

この『漢方スタイルクラブカード』は、その上をいく1.75%を誇ります。

還元率という表現に詳しくない方のために簡単に解説を入れると、

これは、100円の商品を購入すると、1.75円が現金ポイントとして戻ってくるということ。

例えば、光熱費や家賃、日々の買い物などでカードを使い、

年間100万円を使ったとしたら、もれなく1万7500円が返金される計算になります。


超低金利の影響で、銀行に預けてもなかなか利子が増えていかないご時世だけに、

このカードは、家計に大きな恩恵をもたらしてくれるありがたい存在です。


ちなみに、今日、名駅近くの金券ショップに立ち寄りましたが、

500円分のギフトカードが495円で販売されていましたので、

テレビでおなじみの勝間和代さんが押す「金券ショップで商品券」テクを使ったとしても、

その還元率は、1000円あたり10円にしかなりません。


もちろん、金券ショップによってはもっと安い金額でギフトカードが売られている場合などもありますし、

図書カードなどは、1000円分が970円ぐらいで販売されていることが普通ですので、

カードと金券ショップとを併用するのがよりベターな選択なわけですが、

余分に買いだめしておいて、金券自体をなくしてしまうリスクを考えれば、

還元率の高い『漢方スタイルクラブカード』一本ですべて対応してしまうのもなかなか有効なような気がします。



年間100万円として1万7500円

10年間で17万5000円。

20年間で35万円。

30年間で52万5000円。

30歳からはじめれば、60歳までにちょっとした貯金ができる計算です。


クレジットカードを使っていないという人はもちろん、他社のカードを利用している方も、ぜひこの機会にカードの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?



※ちなみに、これはあくまで僕が考えたベターな選択肢のひとつ。もしもっと有効な節約方法などがありましたら、コメント欄にぜひご投稿くださいませ(^^)
posted by もっぴ at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | マネー・FP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

付加年金。

最近、ファイナンシャルプランナー関係の記事を書いていなかったので少し。


今日、地元の年金事務所から「国民年金付加保険料納付届出書」なるものが郵送されてきました。

以前から気にはなっていたんですが、実は、この書面を手にするのははじめて。

これで、国民年金保険料を支払っている母親の二階建て部分?を少しだけ積み増ししたいなと考えております。

実はこの「付加年金」。自営業者などの国民年金の第1号被保険者にとって、相当メリットの大きい年金。

加入は任意で、申し込みをすると通常の国民年金保険料に加えて、月額400円の保険料を支払うことになります。



え? 支払い額が増えると損じゃないかって? いえいえ、そんなことはありません。

何を隠そう、この付加年金。1ヶ月分の保険料を支払うごとに、年金の支給額が200円ずつ上乗せされる仕組みになっています。

要するに、1ヶ月分の400円で年間200円。つまり2年で元がとれてしまう年金なのです。

現行の年金制度が続くと仮定すれば、68歳までにはしっかり元が取れる計算になるわけです。


そして、母親に加入させるのがちょっとしたミソ。どうせ加入するなら、平均寿命の長い女性が加入した方がお得になりますからね。

…まあ、大した金額ではないので、夫婦で加入しておくに越したことはありませんが。。。


そして、この付加年金、国民年金保険料などと同様に社会保険料控除の対象。


決して大きな金額ではありませんし、国民年金基金などとは同時加入できない代物ですが、


もし「国民年金保険料のみ」という自営業者の方などがいらっしゃたら、検討の余地は十分にあるのではないでしょうか?


以上、ファイナンシャル・プランナー平井の「プチお金講座」でした。



※詳しくは「付加年金」で検索してみると、分かりやすいサイトがたくさんあると思います。

posted by もっぴ at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | マネー・FP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月21日

長期投資の王道。

今日の日経新聞に、『敗者のゲーム』の著者として有名な米国の投資コンサルタント、チャールズ・エリス氏のインタビュー記事が掲載されていました。

タイトルは、『世界中の株に分散投資』。

元々、インデックス投信を活用した資産運用の有効性を説いている方ですが、限られた記事のボリュームのなかで、分かりやすく端的に氏の主張がまとめられていて、一読の価値ありだと思います。

少子高齢化が進むことで、今後、日本の株価は下落するのでは?との問いには、

「少子高齢化はすでに以前から投資家が知っていて、すでに株価に織り込み済みだ」と指摘していたり、

そのほかにも、

・各国の中央銀行が金利を非常に低い状態においておくことで、債権価格がゆがめられ、非常に高くなっている。今の債券価格が非常に割高だということを考えにいれることが重要。

・コモディティーを投資対象にいれる必要はない。コモディティー投資は何かを生み出すわけではなく、投機だ。短期に大きな価格変動をもたらしやすい。

など、日本を取り巻く現状を踏まえた上で、個人投資家に向けたアドバイスをしてくれています。


…まあ、「何に投資するか?」は、個人の「考え方」に大きく依存しますから、これが正解という模範解答はないわけですが、

よりベターな投資を行うための、ひとつの指針にはなるんじゃないかな〜と思います。

posted by もっぴ at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | マネー・FP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする