2012年07月11日

独立国家のつくりかた。

さらりと、スゴイこといってます、このタイトル。

独立国家のつくりかた (講談社現代新書) [新書] / 坂口 恭平 (著); 講談社 (刊)

独立国家のつくりかた (講談社現代新書) [新書] / 坂口 恭平 (著); 講談社 (刊)

先日、『アシタスイッチ』というテレビ番組で、作家・石田衣良さんと対談していたので、ご存知の方もかなり多いんじゃないかと思いますけど、今や話題の人になりつつある、坂口恭平さんの最新著書『独立国家のつくりかた』です。

全く知らない方のために少し説明しますと、坂口さんは元々建築家を目指して大学に進学するものの、既存の建築に対する矛盾から、ふと目にとまったホームレスの家に興味を抱き、その生活ぶりを細かく取材。その記録をまとめた写真集『0円ハウス』で注目を集めるように。精力的に執筆&アート活動を展開するほか、「新政府の総理大臣」を勝手に名乗るなど、今や社会活動家としても注目される異色の人物です。

以前にも坂口さんの著書『ゼロから始める都市型狩猟採種生活』を読んで「こんなすげぇ人がいるんだ!」なんて思っていたんですけど、現在34歳…って僕と同い年じゃん!なんて妙に驚いてしまい、もっと僕も頑張らんといかんな〜なんて思った次第です。

※ちなみに以前の紹介記事はこちら。→

ごめんなさい。冒頭から話があちこちに飛びました。。。

ところで、

みなさんは、現在の日本社会をどんな風に見ていますか。

著者の坂口さんは、子どもの時からこんな疑問を抱いていたそうです。※以下、まえがきより引用。


1 なぜ人間だけがお金がないと生きのびることができないのか。そして、それは本当なのか。

2 毎月家賃を払っているが、なぜ大地にではなく、大家さんに払うのか。

3 車のバッテリーでほとんどの電化製品が動くのに、なぜ原発をつくるまで大量な電気が必要なのか。

4 土地基本法には投機目的で土地を取引するなと書いてあるのに、なぜ不動産屋は摘発されないのか。

5 僕たちがお金と呼んでいるものは日本銀行が発行している債券なのに、なぜ人間は日本銀行券をもらうと涙を流してまで喜んでしまうのか。

6 庭にビワやミカンの木があるのに、なぜ人間はお金がないと死ぬと勝手に思いこんでいるのか。

7 日本国が生存権を守っているとしたら路上生活者がゼロのはずだが、なぜこんなにも野宿者が多く、さらには小さな小屋を立建てる権利さえ剥奪されているのか。

8 2008年時点で日本の空き家率は13・1%。野村総合研究所の予測では、2040年にはそれが43%に達するというのに、なぜ今も家が次々と建てられているのか。


う〜ん、思わず唸ってしまいます。。。

本の内容自体は、坂口さんの日記(ブログ?)をまとめたものらしく、ご自身の思想や理念を表現した部分が多い感じがしますし、なんだかある意味「新興宗教?」みたいな部分もあるので、好みはちょっと分かれるかな、なんて印象ですが、普段何気なく過ごしている「貨幣社会」を考え直す意味では、とても有意義な良書ではないかと思います。

お金なんて、単なる交換のためのツールにすぎないはずなのに、なんだかそこに依存してしまう。お金との適度な距離感が大事ということなのかもしれないですね。

確かにお金というのは「良くできた便利なツール」です。ただ、坂口さんじゃないけど、円という交換ツールとは違った「物やサービスの交換方法」が地域単位が構築され、「貨幣との両輪」で社会が回るようになれば、もっと人と人とが密につながり、幸せを実感できる世の中がつくれるんじゃないかな、なんて勝手に夢想していたりします。
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2012年07月08日

文章は接続詞で決まる。

原稿を書く勉強に。

文章は接続詞で決まる (光文社新書) [新書] / 石黒圭 (著); 光文社 (刊)

文章は接続詞で決まる (光文社新書) [新書] / 石黒圭 (著); 光文社 (刊)

もちろんフリーライターですので、普段から「接続詞」を意識して使うことは多いんですけど、冷静に考えると「一体どんな接続詞があるのか?」なんてそこまで深く突き詰めたことはなかったような。

この『文章は接続詞で決まる』は、そんな身近にありながら何気なく使っている「接続詞」を、その定義づけの部分から深〜く掘り下げた一冊です。

特に長い文章を書いていると、なかなか選択に困るのが接続詞。それだけに、使いこなせる接続詞のバリエーションが増えれば、文章力もアップするんではないでしょうか。

…というわけで、僕自身も、じっくり読みこんで勉強させていただきます!

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2012年07月05日

葬式は、要らない。

それにしても、葬式には、不思議が多い。

葬式は、要らない (幻冬舎新書) [新書] / 島田 裕巳 (著); 幻冬舎 (刊)

葬式は、要らない (幻冬舎新書) [新書] / 島田 裕巳 (著); 幻冬舎 (刊)

実は先日、豊橋に住む僕の祖母が亡くなり、当然のように地元の祭儀場でお葬式をしたんですけど、その時、「なぜ、お葬式ってするんだろう」という思いが沸々とわいてきました。

というわけで、手に取ったのがこの一冊。『葬式は、要らない』。なんと直球なメッセージ。。。

でも、実際の本の内容はちょっと趣が違っていて、なんで今のような葬式になったのかを、歴史をひも解きなながら丁寧に紹介。通常、新書の内容にはあんまり期待しないんですけど、これはなかなかの良書だと思います。

特に興味を引いたのが、「戒名」。みなさん、不思議に思いませんか? 普段あんまりお目にかかったことがないようなお坊さんが突然出現し、本人の人生を振り返りながらつけました、と語って紹介するアレ。なんでもこれって、お坊さんにきちんと指導する機会があるわけはなく、かなり適当な部分が多い代物なんだそうな。

戒名とは、もともと出家する時に名乗る名前らしくて、そもそも亡くなった時に付けるという行為自体が不自然なものらしいんですけど、この戒名を付ける代金が、地元のお寺を守るための大きな資金源になっているみたいですから、お寺の文化を守るためには、一概に「無くしてしまえ!」と言えるような簡単な問題ではないんだとか。

とまあ、お葬式→要らない!という単純な主張ではなく、「お葬式とは?」「日本の仏教とは?」など、いろんなことが学べる一冊。宗教学者の方ならではの、なかなか面白い本だなと思います。もしこっち方面にご興味にある方はぜひ。僕はこの方が書いた『戒名』という本を読んで、次は「自作の戒名」にチャレンジしてみようかな、と。

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2012年07月02日

ビッグツリー。

今やベストセラー作家のひとりですよね。でも…。。。

完全版 ビッグツリー〜自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて〜 [単行本] / 佐々木常夫 (著); WAVE出版 (刊)

完全版 ビッグツリー〜自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて〜 [単行本] / 佐々木常夫 (著)...

最近メディア露出も多い、東レで同期中トップで取締役になった方の著書です。以前にも『そうか、君は課長になったのか。』とか、『働く君に贈る25の言葉』などの本を読んできまして、感銘を受ける部分もなかなか多くて、プロフィールを見ながら「世の中にはまだまだスゴイ人がいるもんだな〜」と、僭越ながら感心したものです。

で、手に取ったのがこの本。どうやら最初に著者が書いた一冊の焼き増しのようで。内容は、そんな感銘を受けた氏のプロフィールをもっと詳細に語った自伝本です。

まあ、とにかくすごい人生だと思いました。転勤6回、長男が自閉症、長女が自殺未遂、そして奥さんが43回の入院…。それで東レの取締役とは、本当に見事だと思います。

でも、僕がひねくれ者だからなのか、なんでしょう? この読後の違和感は。。。

今やワーク・ライフ・バランスの旗手としてもてはやされる御仁ですが、家族を襲った不幸はなんだか本人が家族を犠牲にして仕事をし続けてきたツケのような気がしてしまって。。。

本来であれば、家族がそうなる前にきちんとサポートするのが大切なわけで、大阪→東京→大阪…と、家族の大黒柱が転勤、単身赴任を続ければ、そりゃ奥さんもウツになるよ!なんて穿った見方も出来てしまったり。

本を読み進めていくうちに、本質的にもっとすごいのは、本になるような話題性はないけれど、普通に家族が平穏で、取締役まで上り詰めた人のような気がしてきてしまいました。。。

案の定、アマゾンのレビューでも、評価は分かれているようで。

自伝本を読むよりも、そんな自分の人生を振り返りながら、社会人の後輩たちに綴った『働く君に贈る25の言葉』の方が、個人的にはやっぱり好きかなぁ〜。
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2012年06月27日

マネーの公理。

大多数の意見は無視しろ。…でも結構難しいんですよね。。。

マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール [単行本] / マックス・ギュンター (著); 林 康史, 石川 由美子 (翻訳); 日経BP社 (刊)

マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール [単行本] / マックス・ギュンター (著);...

『マネーの…』という本を手に取るシーンがよっぽど多いのか、相方には「またか…」という冷ややかな視線を浴びせられながら読破した一冊。なんでも投資に関わるお仕事の方々の中では、古典的な名著なんだそうな。

…て、ブログをご覧の皆さん、別にそんなにお金の亡者じゃないですよ!僕。 原稿料もそんなにベラボーに高い金額を提示したりしないですし。。。

と、さて、本の内容ですが、まあ、いわゆる投資の心構えみたいなものをまとめ本なんですが、投資以外の世界にも十分通用するような考え方や心構えみたいなものがたくさん紹介されていて、ビジネスの幅広いシーンに応用できるエッセンスがぎっしり。

というわけで、本の中から少しだけ、僕なりに感銘を受けたフレーズを抽出してみると、

●リスクについて
心配は病気ではなく健康の証である。もし心配なことがないなら、十分なリスクをとっていないということだ。

●希望について
船が沈み始めたら祈るな、飛び込め

●予測について
人間の行動は予測できない。誰であれ、未来がわかると言う人を、たとえわずかでも信じてはいけない

●楽観と悲観について
楽観は最高を期待することを意味し、自信は最悪に対処する術を知っていることを意味する。楽観のみで行動してはならない

●コンセンサスについて
大多数の意見は無視しろ。それはおそらく間違っている

●計画について
長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きを置かないことが重要だ


ね、なかなか深いですよね?


また、「直観」をどう扱うか?について書かれた部分もなかなか秀逸で、

今までその分野において多くの知識や情報を蓄積しているのであれば、

直観はむしろ、単なる偶然ではなく、こうしたデータの蓄積による無意識の産物であって、

信じるに値するような有益な情報だ、と解説しています。


これには、思わず「なるほど〜」と唸ってしまいました。


このほか、「ギャンブラーの誤謬」といった行動経済学に絡んだお話なんかもあって、

普段の生活やビジネスシーンにもきっと役立つ有益な一冊かと。

個人的には「長期投資、全否定!」のスタンスには、いささか納得がいかない部分もありますが、

それでも、今年読んだ本の中では、ベスト10には入るなかなかの名著です。
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2012年06月25日

人を動かす。

まあ、言わずと知れた名著なんですけど。

人を動かす 新装版 [単行本] / デール カーネギー, Dale Carnegie, 山口 博 (著); 創元社 (刊)人を動かす 新装版 [単行本] / デール カーネギー, Dale Carnegie, 山口 ...

僕みたいなビジネス書オタクではなくても、どこかで一度は耳にした方が多いのではないでしょうか。デール・カーネギー著の『人を動かす』です。

実はコレ、読んでいなかったわけではないんですが、10年以上前のサラリーマン時代に読んで、そのまま実家の倉庫に眠っておりました。で、先日掃除をしていたら当時の本が出てきました。

さぞ痛みも激しかろう…なんて思っていたら、なんのことはありません、新品同然(汗)。中身に線が引かれることもなく、かなりの良品状態で発掘されました。。。

当時、あんまり読んでなかったことが一目瞭然です。

というわけで、10年以上の時を超えて本書の封印を解いたわけですが、その内容たるや、まあ、いいことづくめ。30代には30代なりの解釈があって、本当に再読してよかったな、というのが実感です。


…と、そんな不穏な空気を察してか、

最近の相方は、「そうやって、私も動かす気ね?」なんて言葉が口癖に。。。


もしかしたら、みなさんも知らない間に、

フリーライター・平井に動かされているかもしれませんよ、ふふふ。

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2012年05月15日

幸せなご臨終。

幸せな死に方って、一体どんなんだろう?

幸せなご臨終―「医者」の手にかかって死なない死に方 [単行本] / 中村 仁一 (著); 講談社 (刊)

幸せなご臨終―「医者」の手にかかって死なない死に方 [単行本] / 中村 仁一 (著); 講談...

「人間は生まれつき、余命約80年の病に侵されている」とはよく使われる表現ですが、最近つくづく「人間いつかは死ぬもの」と考えることが大事だな〜なんて思ったりします。

いつかは訪れる死をきちんと理解することが、今ある「生」をより輝かしいものにする。そんな一面もあるんではないか、なんて考えたりします。…ってちょっと深すぎて、自分のキャラではない気もしますけど(笑)。

さて、そんな人間の死生観、とりわけ医療との関わり方について書き記した著書がこの『幸せなご臨終』。著者は中村仁一氏…と聞いてピンとくる方もいらっしゃると思いますが、ベストセラー『大往生したけりゃ医者とかかわるな』を書いた先生です。

副題は、「医者」の手にかかって死なない死に方。『大往生したけりゃ医者とかかわるな』ほど売れてはいないと思いますが、やはりその当時の医療界のあり方に一石を投じた、ある意味での問題作だったんだろうと思います。

ただ、いかんせん書かれたのが1998年。図書館で借りたとはいえ、あまりにも時が流れすぎております。本の中には「がんで死ぬのがいい」的な内容が書かれていますが、当時とは比べものにならないぐらい医療も進歩していると思いますし、当時であればかなりの高確率で死んでいた病気が、かなり治るモノになっている可能性も大いにあります。

ただ終始、医療に対する絶対的信仰を捨て、もっと人間らしい死のあり方を選択してもいいでは、というスタンスで書かれた本書には、時代を経た今もなお、考えさせられることがたくさんあるはず。

数年寿命を伸ばすために治療をするのか、はたまた、積極的な延命治療を拒んで自然な死の訪れを受け入れるのか。

個人の宗教観にも絡む難しい問題ですが、個人的には、死をあるがままに受け入れらるような、心の準備だけはきちんとしておきたいなと思います。

そう、今ある「生」を大切に生きるためにも。

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2012年05月11日

脳を鍛えるには運動しかない!。

やっぱり、運動って大事なのね、ホント。

脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方 [単行本] / ジョン J. レイティ, エリック ヘイガーマン (著); John J. Ratey, Eric Hagerman (原著); 野中 香方子 (翻訳); 日本放送出版協会 (刊)

脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方 [単行本] / ジョン J....

実は、僕はかなりの「カツマー」です。…って言ってどれぐらいの人が理解できるのかな? 「カツマー」とは、一時期かなりのブームを巻き起こした経済評論家の勝間和代さんを真似する人たちのこと。圧倒的に女性が多いわけなんですけど、実は何を隠そう、僕もその勝間さんに影響を受けた一人だったりします。

まあ、フォトリーディングの速読もしないですし、親指シフトを駆使した高速タイピングもマスターしていませんから、かなり「エセ」な感じですけどね。どんだけ背伸びしても、あれだけのスーパーマンになるのは難しいし、そんな生き方もちょっと息苦しいかな、なんて思ったりしますし(笑)。

結局、「本気のカツマーさんたち」からみればそれほど傾倒しているわけではないものの、一つ、かなり傾聴しているのが、勝間さんがお勧めする著書の数々。以前、勝間さんの著書の中に、☆印の5段階評価付きでおすすめの本が掲載されていて、そのうち、近くの図書館にある☆4つ以上の本を片っ端から借りて読んだんですが、ほとんどハズレなし! ビックリするぐらいの驚異の的中率でした。本当にこの人の読書力はすごいな、と驚嘆したものです。…意外とこの手の「おすすめ本」って、ハズレに当たることも多いですから。。。

と、かなり前置きが長くなりましたが、そんな勝間さんが、何かの記事でお勧めしていたのがこの本。『脳を鍛えるには運動しかない!』というド直球のタイトル通り、全編にわたって、「いかに運動が脳にいいか」を科学的な根拠に基づきながら切々と語るという一冊になっております。

それにしても、本当に「運動信者」になってしまいそうなほど、その効用ってすごいみたいです!

脳細胞が活性化されることで学習能力が高まるだけでなく、ストレス、不安、うつ病、産後うつ、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、ドラッグやアルコールなどへの依存症、…などなど、いろんな症状に改善効果が現れるんだそうな。

なにより本書のスタンスに好感が持てるのは、薬を使うことを拒絶したり、否定したりする姿勢を取っていないこと。「アンチ現代医学」という感じはまったくないので、現在、薬を使用していたり、治療中という方でも、本書を参考にしながら、現状の生活にうまく運動を役立てていけるのではないかな、と思います。

で、肝心の「じゃあ、運動をどれだけすればいいか?」ですが、これは本人の抱える症状に応じてまちまちといった感じ。ただ、最後のまとめを見てみると、週6回、45分〜1時間の運動をするのがベストだそうです。しかもウォーキングやジョギングといったゆるめの有酸素運動だけでなく、慣れてきたら、心拍数がマックスの90%ぐらいになるぐらいのキツイ運動を絡めるのがいいんだとか。

週6日・1時間というと、週6時間を運動のために確保しないといけないわけで、なかなか厳しい目標だとは思いますが、体だけでなく、脳、ひいては精神の健康のためにも、できるだけ実践していきたいなと思います。


…でも、ホントにできるかな、う〜ん。。。
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2012年04月11日

就活に「日経」はいらない。

なかなか、刺激的なタイトルで。

就活に「日経」はいらない [単行本] / 成毛 眞 (著); 新潮社 (刊)

就活に「日経」はいらない [単行本] / 成毛 眞 (著); 新潮社 (刊)

著者の方のプロフィールを見てみると、マイクロソフトの代表取締役社長を務め、その後、自身で会社を立ち上げ、早稲田大学の客員教授などをなさっている方のようです。なかなかスゴイ人がいるもんですね、世の中には。ホント、これぐらいの方って「ゴロゴロ」いたりするんでしょうか。そりゃ、一般人が「本を出したい」といってもなかなか叶わないわけです。

さて。少し話が横道にそれましたが、肝心の本の内容は、そんな著者の「就活体験記」。といっても、真の主役は著者の娘さんです。そう、就活に直面した娘を持つ「親」の視点で書かれたのがこの本です。そういう意味では、家族の思い出づくり、という感じもしないではないですが。

ビジネスの第一線で活躍されていた方らしく、企業分析の仕方には、「なるほどなぁ〜」なんて感じる部分もあったりするんですが、結局、著者の方が自分でいう通り、「就活本のたぐいはいらない」という範疇の一冊かな〜なんて。

あくまで著者の方の主観の域を出ない気がしますし、就活生の方々には「参考程度」に留めておいてもらうのが無難かなと。この本を読むよりも、古典的な名著を一冊きちんと読んでおく方が、ずっとその後のためになるような気がします。

率直な感想を言えば、著者の方が「いかに娘さんを愛しているか」が分かる一冊、という感じでしょうか。

僕も、自分の娘が就活する時には、思い出にこんな本が出せるといいなぁ〜なんて。



あ、ちなみに、個人的には、日経は読んでおいて損はないと思いますけど。

社会人でも、全部を正確に理解して読んでいる人は少ないですから、ななめ読みで全然OK。ビジネス用語に慣れておくには格好の材料だと思いますよ。

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2012年04月10日

テレビの大罪。

罪深き、テレビ。

テレビの大罪 (新潮新書) [新書] / 和田 秀樹 (著); 新潮社 (刊)

テレビの大罪 (新潮新書) [新書] / 和田 秀樹 (著); 新潮社 (刊)

図書館で衝動「借り」した一冊。「テレビの大罪」というタイトルですから、内容もある程度察しがつくと思いますが、まあ、そっち方面のお話です。

それにしても、著者の和田さんって、本当に多作ですよね。精神科医で、大学教授なんかもされているみたいですけど、これだけ書けるなんてすごいな、と純粋に思います。

内容については、それほど目新しいものはなかったんですけど、和田さん自身のテレビ出演経験なんかも踏まえて書かれていて、それなりに読みごたえはあるのかな、と。

テレビで痩せたタレントが活躍することの弊害や、自殺報道が自殺をつくるといった項目には、個人的にも激しく同意する次第です。

ただ、本書であえて語られるまでもなく、すでに最近の若者たちは、テレビからどんどんと離れていっているような気が。正直、あんまりホントのことってないですからね。そういう意味では、マスメディアが果たすべき役割というのは、以前とだいぶ様変わりしてきたのかなと思います。

これからは、逆に「ローカルメディア」が台頭する時代なのかな、なんて感じた一冊でした。
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2012年04月09日

ドキュメント宇宙飛行士選抜試験。

いや〜、感動。

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書) [新書] / 大鐘 良一, 小原 健右 (著); 光文社 (刊)

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書) [新書] / 大鐘 良一, 小原 健右 (著...

最近、人気漫画『宇宙兄弟』がアニメ化&映画化され、にわかに宇宙飛行士ブームが巻き起こっている感じがしますが(僕だけ?)、そんな中で読んでみたのがこの一冊です。タイトルもそのままド直球ですね、要するに、本当の「宇宙飛行士選抜試験」の一部始終を追いかけたノンフィクションです。

いや〜、本当に面白かった!

今までの地位や名誉を捨てて、死と隣り合わせの宇宙飛行士を目指す人たち。

そこにいつしか芽生えた、「ライバル心」を超越した「熱い友情」。

そして、落選者が、合格者を祝福し、互いに抱き合うラストシーン。

感動しました!



それにしても、これらの宇宙飛行士の候補者は、すべて30代。

みんなとんでもなく高い能力を持った優秀な人ばかりで、

もっと自分の頑張らないかんなぁ〜、なんて正直に思います。


リーダーシップとフォロワーシップ。

コミュニケーション能力。

ストレス耐性。

そしてなにより、人間力。


ひとりの社会人として、本当に学ぶことの多い一冊だと思います。

かなりのおすすめ、です!

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2012年04月08日

障害者の経済学。

障害者を活かすためには。

障害者の経済学 [単行本] / 中島 隆信 (著); 東洋経済新報社 (刊)

障害者の経済学 [単行本] / 中島 隆信 (著); 東洋経済新報社 (刊)


先日とある雑誌の書評欄で紹介されていたのを見て、手に取ってみました。タイトルは「障害者の経済学」。その名前通り、経済学の観点から、障害者にとってどんな選択肢が合理的なのかを説いた一冊です。

障害者の方々は、いわゆる社会的弱者と呼ばれる人々ですから、彼らを取り巻く状況について論じると、さまざまな分野からの批判にさらされるため、なかなか論じるのが難しいのが実状です。

でも、本書では、あえてこうした「周りの批判の目」をひとまず横に置いておいて、経済合理性に的を絞って効率のよい社会のあり方を考えていきます。

これがなかなかに面白い!

なかでも、本書の中に「比較優位の原則」の話が出てきますが、これが目からうろこでした。


たとえば、A、B、Cという3人がいるとします。

Aさんはとても優秀です。ごはんを作るのが2時間、パンを作るのも3時間でできてしまいます。

一方、BさんとCさんは、Aさんよりも両方とも作業時間がたくさんかかります。ごはんを作るのに6時間、パンを作るのに4時間かかります。

食べ物を生産できる時間は、合計で20時間です。


まずは、みんなが一人ずつ、均等に食べ物を作ってみます。

すると、Aさんは、4膳のごはん(8時間)と、4つのパン(12時間)を生産できます。

一方のBさんとCさんは、それぞれAさんの半分の2膳のごはん(12時間)と、2つのパン(8時間)しか生産できません。

分かりやすくすると、こんな感じです。

   ごはん  パ ン
A   4    4
B   2    2
C   2    2
計   8    8


ただ、これを、それぞれ得意な方の生産のみに特化しみるとどうでしょうか?

Aさんは、ご飯のみを10膳つくります。一方、BさんとCさんは、2人ともパンのみを作り、5個ずつ、全部で10個生産します。

   ごはん  パ ン
A   10    0
B   0    5
C   0    5
計   10    10

これを、ご飯とパンが同じ価値と考えて、みんなで分配してみると、

一人ずつ単独で生産していると、Aさんはご飯4膳、パン4個、BさんとCさんはご飯2膳、パン2個しか食べられなかったものが、

Aさんはご飯5膳、パン5個、BさんとCさんはご飯2.5膳、パン2.5個にありつくことができます。

一見すると、どちらの生産にも秀でているAさんは、自分の分だけ生産していた方がいいように思えますが、お互いの得意分野に特化して生産をした方が、全体でも、個人的にも、より大きな成果を得られることになります。

社会全体の利益を最大化するためには、障害者の方々の長所を見つけ、それを活かした仕事に従事してもらうことを考えることがいかに重要なのかに気付かされます。

また、この比較優位の原則は、なにも障害者だけではなく、健常者にも言えること。よく「自分の得意分野だけに特化せよ」なんて言われますけど、あらためてその重要性を痛感させられました。

よし! 今晩あたり、この「比較優位の原則」を持ち出して、「家事や子育てよりも仕事に特化した方が、全体の成果は高くなるんだ!」と力説したいと思います。


…でも、「じゃ、私が働こうか?」なんて逆襲に合う危険性もあるので、やっぱり辞めておこうかな。。。

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2012年04月06日

私の財産告白。

単なるマネー本かと思いきや!

私の財産告白 [単行本] / 本多 静六 (著); 実業之日本社 (刊)

私の財産告白 [単行本] / 本多 静六 (著); 実業之日本社 (刊)

僕はこの著者の方を全然知らなかったんですけど、どうやらかなりの有名人のようで。

生まれは1866年。1952年に85歳でお亡くなりになるまでに、370冊あまりの著作を残し、その中の代表作のひとつが、どうやらこの『私の財産告白』みたいです。

本のタイトルから、投資や資産運用について書かれた本なのかな?と思っていたんですけど、

一言でいえば「人生訓」といいますか、もっと深い部分を諭した一冊になっております。


「天引きを中心とした地道なお金のため方」について教えてくれるだけでなく、

ビジネスにおいて「失敗は必須科目」だと説いていたり、

どうやったら人をうまく使うことができるのか、というアドバイスに至るまで、

本当に多岐に渡る内容が、実体験に基づいて網羅的に書かれていて、

長い年月を経た今もなお、「不変のお金持ち哲学」として愛読される本はやっぱり違うな、という印象です。


決して「裏技」や「飛び道具」的なテクニックは紹介されていませんが、

それだけに、人生を豊かにするための「一般解」として、ぜひ心に留めておきたい一冊だと思います。


以下、本の中のフレーズから少しだけ。


人生の最大幸福は職業の道楽化にある。
富も、名誉も、美衣美食も、
職業道楽の愉快さには比すべくもない。


職業を道楽化する方法はただ一つ、
勉強に存する。
努力また努力のほかはない。


「天才マイナス努力」には、
「凡才プラス努力」のほうが必ず勝てる。


人生即努力、努力即幸福



凡人のひとりとして、しっかりと脳裏に刻み込んでおきたいと思います。

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2012年04月04日

ぼくはお金を使わずに生きることにした。

なんだか、カバーがすごいんです(笑)

ぼくはお金を使わずに生きることにした [単行本] / マーク ボイル (著); 吉田 奈緒子 (翻訳); 紀伊國屋書店 (刊)

ぼくはお金を使わずに生きることにした [単行本] / マーク ボイル (著); 吉田 奈緒子 ...

表紙の画像だけを見ると、なんだかソッチ系の一冊のようですが、もちろんそうではありませんし、僕もそうではありません(笑)

…まあ、正直、リアルな本屋で購入する時、レジの担当が若い女の子だったりすると、ある意味エロ本よりイヤな感じはありますけど。

さて、冒頭からかなり横道にそれましたが、この本、『ぼくはお金を使わずに生きることにした』というタイトル通り、アイルランド生まれで、フリーエコノミー運動の創始者の青年が、実際にお金を使わない生活を過ごした1年間のルポです。

普段、私たちは「お金なしでは生きられない」と考えがちですが、この本では、お金市場主義というべき現代社会がいかにまやかしにあふれていて、実は「お金がなくても十分に豊かな暮らしができる」という現実を、いろんな角度から提示してくれます。

ただ、僕がこの本を読んで強く感じたのは、「お金がないことによる不便も、また多い」ということ。とりわけこの本の実験に関していえば、ネットで協力者を募るなど、現代社会が築き上げた技術やインフラを無料で有効活用しており、「お金が作る社会」の恩恵をまったく受けない生活は、実現不可能だろうし、合理的な選択ではないな、とも感じさせられました。

…まあ、こうした難しい主義、主張を抜きにしても、「ヒッチハイクのうまいやり方」、「キノコで紙を作る方法」など、楽しいコラムが満載で、単純に読み物としてもなかなか面白い一冊かと。

「お金とのほどよい距離感」について「楽しく考え、学べる」。そんな良書です!
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2012年03月20日

お金の正しい守り方。

タイトルを見て、買ってはみたんですけど…。

お金の正しい守り方 (日経プレミアシリーズ) [新書] / 大井 幸子 (著); 日本経済新聞出版社 (刊)

お金の正しい守り方 (日経プレミアシリーズ) [新書] / 大井 幸子 (著); 日本経済新聞...


著者の方の経歴をみると、どうやら長年にわたりヘッジファンドやオルタナティブ投資にかかわってきた、資産運用のスペシャリストの方のようですね。

僕は個人的に、経営でもスポーツでも投資でもなんでも、まず「守り」から組み立てていくスタイルが好きでして、この本も、そんな「守りの部分」に期待して手に取ってみたんですけど、積極的にオルタナティブ投資を取り入れるなど、なんだか結構「攻め」な匂いがしてくる一冊です。

また、個人的には投資の分野はそれなりに明るい方だとは思っているんですが、それでも難解な記述や専門用語が頻出。このタイトルをみて、本当に「守りたい!」と願っている素人の方にとっては、少々的外れな一冊になってしまっている感が否めません。

まあ、単に「僕自身の知識不足」ということかもしれないですけど。。。

ともあれ、「分からない・納得できないものには手を出さない」のが投資の鉄則だと言われますし、僕はこのまま「オルタナティブ投資」には関わらない方が無難なのかな、と。


とにかくお金が有り余ってしょうがないんですけど――。


そんな状態になった時こそ、真価を発揮する一冊なのかもしれませんね。。。




いつか、僕にも来るのだろうか…。

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2012年03月06日

第3の案。

まあ、ある意味、僕も信者のひとりなわけで。。。

第3の案 成功者の選択 [単行本] / スティーブン・R・コヴィー, ブレック・イングランド (著); フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳); キングベアー出版 (刊)

第3の案 成功者の選択 [単行本] / スティーブン・R・コヴィー, ブレック・イングランド ...

『7つの習慣』に衝撃を受けて以来、ずっと追い続けているスティーブン・R・コヴィー氏の新作。先日、東京に出張した際、駅ナカの本屋で「これは!」と衝動買いした一冊です。

タイトルからも推察できると思いますが、「二者択一で物事を決めるのではなく、両者が深い理解をすることで、お互いがwinになれる三つ目の案を探しましょ!」というのがこの本のテーマ。

お互いの考え方がぶつかりあい、どうしても「勝ち負け」を付ける形になりがちな関係性を、どうやってベストな方向に導いていけばいいのか――。

本の中でも頻繁に登場しますが、簡単にいえば「シナジー」の構築法とでもいえばいいでしょうか、そんなことが書かれています。

まあ、「シナジー」というとすでに使い古された感もありますが、本書の中では、「良好なシナジーの形成のしかた」を、数多くの具体例とともに解説してくれていて、なかなか読みごたえのある内容になっています。(ページ数も500超ありますし。。。)

大切なのは、相手を深く理解すること。

これは、先日、フェイスブックにも書きましたが、

「相手に全神経を向け、他のことをしながら話を聴かない。判断しない、評価しない、分析しない、助言しない、些末な問題とみなさない、同情しない、批判しない、喧嘩しない。相手はあなたを自分の側に引き込みたいわけではない。相手が必要としているのは、あなたが肯定的な関心を向けてくれることだけである」

なんて「傾聴のしかた」のアドバイスは、すぐに実践できて、しかも効果大だと思います。


…ちなみに、娘に早速試してみましたが、なかなかの好感触。

よく女の人は、「意見を求めているんじゃない、ただ聞いてほしいだけ」なんていいますが、

うちは、僕以外、みんな女子(?)ばかり。この傾聴法をしっかり頭に叩き込んでおきたいと思います!


そんなわけでいろいろタメになることの多いこの本。あえて難点をひとつ言えば、ベースとして『7つの習慣』を読んでいないと、なかなか理解に苦しむこと。


というわけで、興味のある方は、ぜひ『7つの習慣』から読んでみることをお勧めします!


…まあ、僕はある意味「コヴィー信者」みたいなもんですから(笑)、アテにならないかもしれないですけどね。。。

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2012年03月05日

ザイが作ったフリーランスのためのお金の本。

ちょうど確定申告の時期ですし。

なぜキャバクラ代がOKでベビーシッター代が経費で落とせないのか!? ザイが作ったフリーランスのための [単行本(ソフトカバー)] / 小迎裕美子×ダイヤモンド・ザイ編集部 (著); 岩松 正記 (監修); 小迎 裕美子×ザイ編集部 (編集); ダイヤモンド社 (刊)

なぜキャバクラ代がOKでベビーシッター代が経費で落とせないのか!? ザイが作ったフリーランスの...


ダイヤモンド社の広告を見て本屋で手に取ってみた一冊。

フリーランスのライターになってはや10年。毎年、山のような領収書と格闘しながら確定申告を行っているわけですが、

これからフリーランスになる方、なって間もない方でもさらりと読めるライトな紙面になっているので、「お金のことは分からないことだらけで…」なんて方には、かなり心強い一冊だと思います。

この手の本って、結構、申告書類の書き方だけが紹介されていて、「じゃあ経費ってどれぐらいまで認められるの?」とか、「売上が上がった時の節税方法は?」みたいな部分は、すっ飛ばしていることが多いんですが、

そんな「ぶっちゃけ話」的な部分まで網羅されているので、お守り的に置いておいてもどこかで役立つ一冊かと。

個人的には、「小規模企業共済」や「経営セーフティ共済」のことなどもきちんと紹介されているので、なかなか好感が持てるかな、なんて思います。

…フリーの方って、国民年金基金なんかは知っていても、付加年金(←これイチオシ!)、確定拠出年金(←素人には難易度高いかも)の存在を知らなかったり、所得控除がどんなものかもあまり理解していない人が結構いたりするもんでして。。。

フリーランサーといえども、個人事業主ですし、一人の経営者。これからの厳しい世の中を一人で渡り歩いていくためにも、最低限のお金の知識は身に付けておいてソンはないはず。(僕みたいに「お金オタク」になる必要はないですけど。。。)

そんな意味でも、なかなかおすすめな一冊だと思います。
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2012年02月29日

中村天風と「六然訓」。

先日の出張の際、電車内で読んでいた本から。

中村天風と「六然訓」 (PHP新書) [新書] / 合田 周平 (著); PHP研究所 (刊)

中村天風と「六然訓」 (PHP新書) [新書] / 合田 周平 (著); PHP研究所 (刊)

書店に立ち寄った際、「中村天風」という言葉に惹かれて手に取った一冊。どうやら、中村天風さんにかつて師事したシステム工学の専門家の方が記した解説本のようですが、

中身を見ると随所に天風さんの言葉が引用されていて、解説というよりも、なんだかダイジェスト版といった趣の本に仕上がっております。

結局、本書が気に入るかどうか?は、中村天風さんに傾倒しているかどうか?によると思うんですが、でも、著者が感銘を受けたフレーズなどが数多く紹介されているので、それを追っていくだけでも、なかなか「為になる」のではないでしょうか。


以下、そんなフレーズの中から少し。

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われわれ一人ひとりは、自己の人生のリーダーであるとともに、子供も大人も将来の社会を構築する重要な責任を負っている。さらに、現在ただ今の自分は、過去から現在の自分の「思考と行動」の結果の表れなのだ。

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反省とは、自身の人生における心の成り立ちや推移する現状を、その人の本心良心に反映させて熟考する心意気をいう。したがって反省する行為は、自発的なもので他発的ではないことが肝要である。

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 自分が病気になると、多少とも身体が痛いと病気が進んでいると思う。これが、心の革袋の塵芥なのだ。「生きているだけ、幸せだ」と、自分に言い聞かせることができるかどうかである。
 自分では、こんなに痛くて、こんなに病気がひどいのに何をいっているのだと思うが、不思議なもので、その言葉を何回も繰り返しいっているうちに、暗示作用が働いて、そういうものかと思えるようになる。

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人生は心ひとつの置きどころ。

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というわけで、この本だけでも十分に楽しめるとは思うんですけど、お時間のある方は、ぜひ一度、実際の中村天風さんの講義をまとめた本をお読みになることを強くお勧めします。

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2012年02月27日

日本の神々としきたりがわかる神道。

ほう、日本の神々ってそうだったのか!

日本の神々としきたりがわかる神道 (コスモ文庫) [文庫] / 一校舎社会研究会 (編集); 永岡書店 (刊)

日本の神々としきたりがわかる神道 (コスモ文庫) [文庫] / 一校舎社会研究会 (編集); ...

最近、スピリチュアル系のウェブ原稿のご依頼があった絡みで、日本の神々について学ぼうと思って手に取った一冊。

文庫サイズですし、価格もお値打ちなことから、正直あんまり中身に期待はしていなかったんですけど、

これがなんの! 日本の神話にはじまり、日本の歴史と神道の関わり、神社のしくみなど、普段あまり気にせずに通り過ぎていたような部分を、簡潔に分かりやすくまとめてあって、なかなかグッドでした。

あれだけ頻繁に神社へ参拝するのに、知らないことがいっぱい! 学校でもあんまり学ばないですしね。

ちなみに、「二礼二拍手一礼の作法」はご存知の方も多いと思いますが、

手水舎で、手と口を清める時の作法って、みなさんはご存知ですか??

正しい作法は、こんな風なのだそうです。


*****************************

@まず、右手で柄杓を取り、水を汲み、左手に水をかけて清める。

A次に、柄杓を左手に持ちかえ、同じようにして右手を清める。

B再び柄杓を右手に持ちかえ、左の手のひらに一口分の水を受け、その水で口をすすぐ。

C最後に両手で柄杓を垂直に立て、残りの水を柄の部分に流して清めてから、柄杓を伏せて置く。

*****************************


最後は、垂直に立てて柄を洗うとは。。。


…まだまだ、知らないことってたくさんありますねぇ〜。

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2012年02月12日

20歳の自分に受けさせたい文章講義。

う〜ん、勉強になりました。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書) [新書] / 古賀 史健 (著); 講談社 (刊)

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書) [新書] / 古賀 史健 (著); 講談社...

僕は元々営業マンをしていて、その後半年間ほど出版社に所属し、24歳でフリーライターになったわけなんですが、

この本を書いた著者の方も、コネなし・業界経験1年未満、24歳で独立してフリーライターになったらしく、そんなプロフィールにも共感を覚えて手に取ってみた一冊です。

僕はどちらかと言えば雑誌系の仕事が多いので、書籍の文章を書いたりすることは少ないんですが、

これからそういった分野の仕事を増やしていきたいという個人的な思いもあり、文章を書く上で非常に参考になることが多かったように思います。

特に、長い文章を書く上での「文章全体の構成のしかた」については、同じフリーライターの身ながら、「ほぉ〜」「なるほど〜」「そう考えるのか」と勉強になることばかりでした。

少し「ライターを目指す人向け」という感じはしますが、文章を書くのに苦心されている方は、手に取ってみて損はない本だと思います。


…僕も、謙虚にいろいろと学ばせていただこうと思います! 

posted by もっぴ at 17:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする